身体の使い方だけじゃなく、人生まで変わった感じです
相手とつながり、自分の一部として動かす技術は、整体で大いに役立ちます。
合気柔術 啓真道の稽古の様子をご紹介します。
Jさんは、北斗の拳のトキのように、武術と整体の両方で、達人を目指しているかたです。
今回のテーマは、站トウ功(站樁功、タントウコウ)で自分の内面を変え、相手とつながることを可能にする方法です。
站トウ功の体勢になり、ゾクゾクッとした気持ちよさが感じられるように行いました。
「ああ、来ますね!最初はあんなに腕が重くてしんどかったのに、今めちゃくちゃ楽ですね!」
「楽ですね!確かにこれは、休んでる感覚ですね!站トウ功面白いな!」
意図的には何もせず、全身の表層筋から脱力し、できるだけ多くの関節を緩めておきます。
こうすると、ある瞬間、気持ちよさを感じると同時に、突然爆発的なスピードで動くことができます。
「あっホンマや!関節を緩めておくと、どの方向にでも、すぐに動ける感じがしますね!」
站トウ功で気持ちよさを感じているときには、浸透する力が使えるようになっています。
向かい合って立つ相手の左肩に、自分の右手を乗せ、掌を沿わせます。
踏ん張る相手の意に反し、膝や股関節を強制的に曲げ、ひざまづかせてしまいました。
「いや〜凄い!本当に、もう押すっていう動作自体が要らないですね!」
「そうか!これが本当の手当て!まさにそうですね!」
「僕今日ここに来る途中、自分が今習いたいことについて、考えてたんですよ」
「瞑想は毎日やっていて、うまくできると、より深く休息できるんです」
「それを、もっと深くできないかなあ、そういうことを教えてもらえないかなあと思ってたんですが…」
「まさにこれです!今日は、まさに僕が知りたい情報を教えていただいた感じです!」
「しかも先生、僕の希望の上を行ってくるんですよね(笑)!いやぁ、今日の内容も濃かったです!」
「この前、下を向いて歩いてたら、横から急に人が出てきたんですけど…」
「当たる寸前に、パッ!て、地面を蹴らずに真横に移動して、よけることができたんですよ!」
「これって浮身ですよね!いやぁ、ここに来てなかったらそんなことできなかったですよ!」
「身体の使い方だけじゃなく、大袈裟じゃなくて、人生まで変わった感じですよね!ありがとうございます!」
站トウ功を活用すると、整体での相手との一体感を、大幅に高めることができます。
ポイントは、できる限り全身のアウターマッスルをリラックスさせることです。
もう1つは、ゾクゾクッという気持ちよさを感じることで、この2つを大切にしてください。
自分自身の健康法としても役立ちますから、ぜひ試してみてくださいね。
東京・下北沢の合気柔術 啓真道
東京都世田谷区代田5丁目35-30-101
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古の侍が用いた身体の使い方の極意を、体術として研鑽する武道です。
居着かない足運び、浸透する力、相手と一体になる技法の稽古を通して、浮身や合気の習得を目指します。
体格差や体重差を覆して、相手を崩して無力化することを目的としています。