ZOOM研修で学んだことシンプルに伝授しますシリーズ
先日のテーマはコレステロール値
- 中性脂肪(=トリグリセリド)とコレステロールの違いは?
- ひと言でざっくり、中性脂肪はエネルギー源。コレステロールは材料。
- 何の材料?⇒細胞膜、性ホルモン、ビタミンD、胆汁
- コレステロールの種類⇒大きい順に、①カイロミクロン②VLDL③IDL④LDL⑤HDL
- 総コレステロールは②~⑤の合計
- 悪玉はLDL。
- LDLには⇒ラージLDL、スモールデンスLDLがあり。
- スモール(小さくて)デンス(密な)LDL(悪玉)⇒これが超悪玉コレステロール
- 中性脂肪が増えると、超悪玉が増えて動脈硬化を起こしやすい
- LDL基準値は、動脈硬化学会と脂質栄養学会で違う
- 健康で長生きする人の基準値は、女性120~189 男性110~179
- 鶏卵を食べてもコレステロールは上がらない
- LDLが100mg/dl以下の死亡率はそれ以上の人より高い。特に男性。
- ただし、虚血性心疾患や脳血管障害、糖尿病のある人は、LDLを下げること
- 善玉はHDL。
- HDL基準値は、40mg/dl以上あること
- でも、100mg/dl以上は,CETP欠損症の可能性がある。
- 甲状腺機能低下症でも、コレステロールは上昇する。
- 血液中のコレステロールは、腸からの吸収が20%、肝臓で合成されるのが80%
ここまで読んで、(まとめてみて)
なんだかモヤッとするなぁと思った人はいませんか?
結局、中性脂肪とコレステロールって何?って。
私が思ったことは、脂質をひとくくりにコレステロールって訳しちゃったのが、
ややこしく分かりにくい原因なのではないかな。
コレステロールの種類として書いた①~⑤は、
正確に言うと、「リポたんぱく質」
それを構成している成分が、中性脂肪とコレステロールとタンパク質とその他。
それぞれに配分が違っているから、大きさとは働きが違うのです。
とりあえず
血液中の脂質を
うまい具合に循環させて、健康を保つためには、
肝臓を元気にする食べ物(良質なたんぱく質・ビタミンC・E)を摂り、
運動をしましょう。
それでも不安な人は、
ワイズファーマシーで相談を承っております!