こんばんは‼️
メンテナンスのお話💁♂️
柴田工場長から注意喚起⚠️⚠️
結論から言うとオイル交換は距離だけでなく期間でもって話なんですが。
調子悪くなって入庫したバイク🏍
文字通り蓋を開けて見ると…
エンジン内部真っ黒😱😱
ただこの方の場合、
全くオイル交換してなかったわけではなく、
距離で言うと2000~3000km走行くらいのペースで交換してました。
じゃーなんでこんな事に⁉️
期間です‼️🙅♂️
1回1回の交換のスパンが長い時には1年以上空いちゃいました💦
多くの方が距離を頼りに、期間はさほど気にされないんです😭
まだ距離乗ってないし先延ばしでいいやって思っちゃうとこうなってしまうかも⁉️😱
短距離・短時間乗られる事が多く、頻度は多いけど走行距離はあまり増えないって方。
オイルの劣化を実は早めます🙅♂️
これって低排気量の原付を通勤・通学で乗られる方に当てはまる方が多いかなと思うんです。
エンジン内部って完全に密閉されているかと言うとそうではないです。
空気も入りますし、空気が入る=水分が混入します。
水分が悪さしちゃうメカニズムとしては↓↓
エンジン始動によってエンジン内部が温度が上昇
↓
外部との温度差によってエンジン内部の水分が結露となり液体に
↓
温度上昇が続くことにより蒸発して再び気体に
↓
外部に放出
という水分の流れが…
エンジン内部の温度が上昇しきらないことによって内部に結露が発生
↓
オイルと混ざることによりオイルの劣化を早めてしまう要因に🙅♂️
この様な使い方されたエンジンオイルは
カフェオレみたいな乳白色になってたりします😱
ひどいとドロッとしたヘドロみたいな状態に😱
因みにそもそも、エンジンオイルの仕事量って凄くていくつかの仕事を同時にこなす出来るエリートみたいな。
一つ目はエンジン内部の金属表面に油膜を作って摩擦を減らす減摩作用。
二つ目はエンジン内部ではガソリンと空気を混ぜた混合気ってのをシリンダーって部屋で燃やすわけで、その混合気が部屋から漏れないようにする密封作用。
三つ目はエンジン内部にはたくさんの歯車が回ってたりするわけですがその歯車の接触面をオイルが拡大して、接触面にかかる力を軽減させて衝撃吸収する緩衝作用。
四つ目はガソリン燃やすので熱が発生するのはモチロンですが摩擦する事でも必ず熱は発生するわけで、エンジン内部を走り回るオイルはその熱も吸収する冷却作用。
五つ目はエンジン内部で不純物やスラッジと呼ばれるゴミ汚れがでるのは作動している以上仕方無い事なのですが、それらを掃除している清浄作用。
そして最後の六つ目、一つ目にも一部通ずることにもなりますが、油膜を張ることでエンジン内部の金属に錆びを発生させない防錆作用。
長っ、説明読んでもらってありがとうございます。言い換えるとこれだけの事を問われているわけです。
ですのでオイルの状態は大事なわけで。
オイル交換時に乳化状態になってたら、
次回の交換のタイミングを早めで推奨させていただいています🙇♂️
距離だけでなく期間でも‼️
今回のケースで言うと決して安くない金額の修理代がかかりました。
50ccスクーターが買えちゃうくらい💦
オイル交換をまめにしていただいた方が絶対良いですよね⚠️
周りに通勤・通学などで短距離・短時間の走行が多そうな方がいらっしゃったらぜひ伝えてあげてください🙇♂️
ちなみに今はエンジンオイル交換のキャンペーン開催中‼️
オイル交換ついでに景品ゲット出来ちゃうかも⁉️です😁