人生で初めての手術を

経験しました。



関わってくださった

ドクターはじめ、医療スタッフ、

事務スタッフの方々には

感謝、感謝です。


そして、いつも協力してくれる

家族にも感謝、感謝です。


そして、再開を心待ちにしている、

とおっしゃってくださったり

お気遣いのお言葉をいただける

来院者様の皆様にも本当に感謝、感謝です。



あとは、しっかりと

自身の身体を信じ、回復を待ち

復帰したいと思います(^ ^)



今回やはり、医療専門職チームの仕事は

素晴らしいと思いましたし、

現代医療の発展は目覚ましい

と感じました。



ただ、今回痛感したのが、

初期診断の重要性。



患者の訴えている症状に対し

しっかりと耳を傾け、

的確な質問をし、

それをもとに仮説を立て、

相応の検査を行い

その結果を慎重に判断し、

病名を決めて、

それに向けた治療計画をたてて

治療を開始する。



ちなみにこの流れは私の仕事でも

おおよそ同じです。

最も気をつけているのが、

禁忌疾患(きんきしっかん)

の鑑別です。



たとえば、身体の痛みであったとしても

その裏に何か緊急性のあるような

重篤な疾患が隠れていないか?



要は、医療が必要な状態なのか、

それとも私の守備範囲で解決できる

問題なのか、そこに細心の

注意を払い、いろいろ会話の

中でお話しを聞かせていただいています。



今回は、院をお休みさせて

いただき、一度再開したのですが

またすぐにお休みに入らせて

いただく、

という

来院者様に対して大変ご迷惑を

おかけすることになってしまい

申し訳ない気持ちで一杯です。



ただ、2度目のお休みに入らせて

いただいたのは、1度目のお休み

をいただいたときにお世話に

なっていた医療機関と違う

医療機関を受診し

診断結果が違ったので、

やむを得なくお休みをさせて

いただき手術をするという

選択になりました。



当初の診断では

症状は確かにあるが

危険な疾患ではない、ので

投薬で経過観察という診断。


私も少しは医療知識がありますので

そこは何回となく確認をとった上で

投薬治療を受けていました。



ところがあまり自分の想定と

しっくりこないので

別の医療機関で診てもらうと、

このままいくと

重篤な疾患につながる可能性が高い、

という診断。


私は後者の医師の意見を選択し、

同意したということになります。


同じ症状、同じ検査

をしていただいても医師により

180度違う診断になる

ということを経験しました。


この鼻水、咳は

風邪か?

アレルギーか?

くらいの診断の違い

はよく耳にはしますが、

この診断の違いには

正直ビックリしました(≧∀≦)



この他にも

医療には様々な問題もあり

重篤な疾患を見落とすのは

一番良くないのですが、

この逆もあるわけです。



「医療化」

メディカライゼーションという問題。



異常じゃないのに、ここが悪い、

そこが悪い、と言って病人にしてしまい、

患者にして通わせようとする行為。


とくに、代替医療に多いケースです。

骨盤が....

背骨が...

O脚が...

内臓の位置が....

リンパが....


悪いから治さないといけない!

など、いろいろな過剰で不安をあおる

ような文言がネット上にもあふれています。

「根拠は??」



自身の今回の経験

そして、代替医療における

様々な問題。



いろんなことを考えさせられる

機会となりました。


再開までいましばらく

お時間を頂戴し、

また、皆様のお役に少しでも

たてるように、体調を整えたい

と思います。


ご迷惑をおかけし、

大変申し訳ございませんが

よろしくお願い致しますm(_ _)m



長文を最後まで読んでいただき

ありがとうございます(^ ^)