遅ればせながら
映画「国宝」
を見てきました(^^)
任侠の家に生まれた少年と
歌舞伎の家に生まれた少年。
二人が、それぞれ生まれの境遇の違い、
という背景を持ちながら、
日本の伝統芸能
歌舞伎の世界を生き抜いていく物語。
「演じる」ということの凄みに圧倒
された映画でした。
歌舞伎、自体見てみたいと思いながら
見たことがなかったので、本映画で
歌舞伎というものに初めて触れられたこと。
そして歌舞伎役者として舞台に立つまで
の裏側など、どれだけ厳しい稽古を
重ねて舞台に上がっているか。
演じる、ということの凄みを感じました。
と、同時に二人の主人公
吉沢さんと横浜さんの
歌舞伎役者を演じる様。
この仕事を受けるにあたり、
どれほどの覚悟を持って臨まれたのか。
思いを馳せました。
女方、の動き、所作、表情、声色、間、
どれだけ稽古を積まれたのか。
歌舞伎を演じる人を演じる。
見ていて二人の役者魂を感じました。
「極める」
ということについても
考えさせられました。
極める、ということの裏側。
側から見れば華々しく見えますが、
その影に凡人には計り知れない
代償、削ぎ落とさなければならない
ものと引き換えの上になりたって
いるのかもしれません。
無音の時間と顔のドアップが
多いのも印象に残りました。
芸とは、表情が語るものなのでしょう。
たくさんの方に
オススメいただきましたが
印象に残るいい映画やったなぁ〜(^^)