これまでの記事では、福岡市の物件1棟、名古屋市の物件2棟について紹介してきた。
結果として、私は新築アパートを3棟購入することになった。
ただし、実は当初から新築物件ばかりを購入したいと思っていたわけではない。
むしろ、自分が本当に購入したいと思っていたのは中古の収益物件だった。
■ なぜ中古物件を購入したいと考えていたのか
そもそも、私が中古物件に興味を持っていたのには理由がある。
これは不動産に限った話ではないのだけれど、
新品や新しいものには、どうしてもプレミアムが付加される。
例えば、自動車でもそうだ。
新車を購入した瞬間に中古車となり、すぐに売却しようと思っても購入した価格で売ることは難しい。
不動産も同じような側面がある。
新築物件は、新築であること自体に価値があり、その分だけ価格も高くなる。
一方で中古物件であれば、
- 新築物件より安く購入できる可能性がある
- 売主と価格交渉ができる場合がある
- 新築プレミアムが落ちた状態で購入できる
というメリットがある。
実際、自分たちが入居者として住まいを探す場合でも、新築物件の家賃は中古物件より数千円高く設定されていることが多い。
入居者はその差額を支払ってでも新築に住みたいと考えるわけだが、オーナー側から見ると、その新築プレミアムを含んだ価格で物件を購入することになる。
だからこそ私は、以前から中古物件に大きな魅力を感じていた。
■ 信頼できる不動産会社と出会えなかった
しかし、中古物件を購入したいと思いながらも、なかなか実現することはなかった。
というのも、
心から信頼して物件を紹介してもらいたいと思える不動産会社と出会えなかったからだ。
もちろん、不動産会社そのものは数多く存在する。
私自身も、
- 不動産会社へ直接訪問する
- 不動産投資セミナーへ参加する
- 紹介を受けた不動産会社と面談する
など、様々な方法で情報収集を行っていた。
しかし、
「この会社なら安心して任せられる」
そう思える会社とは、なかなか巡り合うことができなかった。
物件そのものよりも、
- 誰から購入するのか
- 誰に仲介してもらうのか
- 誰の話を信じるのか
のほうが重要だと考えていたからだ。
だからこそ、中古物件に興味はあっても、購入には至っていなかった。
■ 管理会社変更をきっかけにE社と出会う
そんな中、名古屋市内の物件の管理会社変更を検討する中で、いくつかの管理会社と話をする機会があった。
その中で出会ったのが、名古屋市内で不動産管理などを行っている E社 だった。
E社は管理業務だけでなく、中古収益物件の売買も取り扱っていた。
E社の社長は非常に温厚な方で、もちろん誠実な方だった。
管理会社変更に向けた打ち合わせを進める中で、公私ともに様々な話をするようになり、自然と信頼関係を築くことができた。
今まで数多くの不動産会社と接してきたが、
「この人なら信頼できる」
そう思えた数少ない方だった。
■ 初めて本気で購入したいと思えた中古物件
そんなある日、
「中古物件を探しているんですよね」
という話をしていたところ、
「良い物件がありますよ」
と紹介していただいた。
それが、私にとって初めて本格的に購入を検討する中古収益物件となった。
■ 静岡県浜松市の中古物件との出会い
その物件は、静岡県浜松市中区(現在の中央区)にあった。
そして、その物件の最大の特徴は敷地面積の広さだった。
収益不動産を評価するうえでは、積算評価という考え方がある。
この物件は敷地面積が非常に広かったため、
売買価格よりも積算評価のほうが高い
という状態になっていた。
つまり、
- 土地値に強みがある
- 融資面でも有利になる可能性がある
- 長期的に見ても安心感がある
そんな魅力的な物件だった。
私自身も、
「ぜひ購入を進めたい」
と思える物件だった。
■ 次は融資先探しへ
ただし、物件が気に入っただけで購入できるわけではない。
次に必要になるのは融資だった。
そこで、この物件を購入するための融資先を探していくことになる。
そして、その過程で後に長い付き合いとなる SZ銀行 と出会うことになるのだが、その話はまた次回にしたいと思う。