市況
 

今日の東京市場は、日経平均が前日比 +500.77円(+0.74%) と反発し、6万7700円台を回復して取引を終えた。

前日の米国市場では、

  • SKハイニックスの下落による半導体セクターの軟調
  • ホルムズ海峡封鎖再開の宣言による原油高
  • FRBウォラー理事の利上げ言及

などが重なり、米株は終日軟調だった。

この流れを受け、東京市場も寄り付きは続落スタート。
一時は 1000円近い下落となる場面もあったが、
後場にかけて韓国株の持ち直しや原油高の一服が下支えとなり、押し目買いが向かってプラス圏へ浮上。
最終的には 本日高値付近での引けとなった。

東証プライム市場の値上がり銘柄は 76%、業種別では 33業種中30業種が上昇 と、広範囲に買いが入った一日だった。

 

 

日経平均(日足・過去6カ月)チャート分析
 

  • 朝方は米半導体株安を受けて急落し、一時1000円近い下落
  • 後場にかけて急速に持ち直し、下ヒゲの長い陽線で引け
  • 終値は 67,743円 と、5日線をわずかに上回る
  • ただし、25日線の下で推移しており、中期トレンドはまだ弱い
  • 6月後半の急騰 → 7月の急落という高ボラティリティが続いている
  • 出来高は高水準で、買い戻しの勢いが強い
  • 上値の目安は 68,000〜69,000円

急落後の自律反発だが、トレンド転換には至っていない

 

 

 

今日の売買内容
 

  • 2371 カカクコム:3,651円 × 5株
  • 7259 アイシン:2,258.5円 × 6株
  • 8267 イオン:1,429円 × 10株

 

 

個別銘柄の分析

 

2371 カカクコム
 

● 売買した理由

  • 2026年5月13日〜7月22日まで公開買付(TOB)が実施中
  • 買付価格は 3,000円
  • 市場価格はそれを大きく上回る 3,600円台でこう着
  • 「買付価格の上乗せ」を期待して保有継続
  • ただし、直近はこう着しているため 一部売却(5株残し)
  • 残りは TOB期限の7月22日まで保有予定

● チャートの客観的評価

  • 5月以降の急騰で株価はTOB価格を大きく上回る
  • 直近は 3,600円台でこう着し、短期的に上値が重い
  • 今日のローソク足は上ヒゲのある陰線で、勢いは鈍化
  • MA(5) が横ばいで、短期の過熱感が強い
  • 半年で株価が約2倍になっており、短期的には高値圏
  • 出来高は減少傾向で、新規の買いは弱い

急騰後の一服局面で、短期的には上値が重い形

 

 

 

7259 アイシン
 

● 売買した理由

  • 7/7 の 2,427.5円を上値に調整基調入り
  • 下落が完全に止まったわけではないが、2,200円前後が下値として固いと判断
  • 調整局面の中で「安いところを拾う」意図で購入

● チャートの客観的評価

  • 1月〜2月の高値から半年近く下落が続く調整トレンド
  • 7/7 の戻り高値から再び下落
  • 2,200円前後で複数回反発しており、下値支持線として機能
  • 移動平均線は短期・中期・長期すべて下向きで、トレンドは弱い
  • 下値での出来高は多く、需給は改善傾向

戻り売りが出やすい調整トレンドの中で、下値の堅さが意識される局面

 

 

 

8267 イオン
 

● 売買した理由

  • 1400円割れは過去6カ月で見ても明確な割安圏
  • 6月2日の1318円を底に反発していたが、再び1400円付近まで下落
  • 「底値に近い水準まで戻ってきた」と判断し購入

● チャートの客観的評価

  • 2月の高値 2400円台から長い下落トレンド
  • 6月2日の1318円で底打ち
  • 1400円前後は明確な下値支持線
  • 今日のローソク足は下ヒゲのある陰線で、1400円割れでは買いが入る
  • MA(5)・MA(25) は上向きで反発局面
  • ただし、MA(75) は下向きで、中長期トレンドは弱い

底打ち後の反発初動だが、中長期トレンドはまだ弱い

 

 

 

まとめ
 

今日の東京市場は、米半導体株安の影響で朝方は大きく売られたものの、
後場にかけて押し目買いが向かい、日経平均は大幅反発した。

個別では、

  • カカクコム:急騰後のこう着
  • アイシン:調整トレンドの中で下値支持線が意識される
  • イオン:底打ち後の反発初動

という形で、いずれもチャートの特徴がはっきりしている。