【市況】日経平均は69,317.50円(+3,297.46円、+4.99%)と大幅高──上昇幅は過去2番目

 

6月15日の東京市場は、
日経平均が 69,317.50円(前日比 +3,297.46円、+4.99%) と大幅に上昇した。
上昇幅は 過去2番目の大きさ となり、指数主導の強い相場だった。

背景として最も大きかったのは、
米国とイランが戦闘終結に向けて合意した という地政学リスクの後退だ。

  • トランプ米大統領が日本時間15日早朝に「イランとの戦闘終結で合意」と発表
  • イラン側も覚書に合意したと表明
  • ホルムズ海峡の開放期待から先物買いが急増
  • リスク選好姿勢が一気に強まる

これらを背景に、
半導体関連を中心とした値がさ株に買いが入り、
日経平均は寄り付きから大幅高で推移した。

 

 

【業種別】外需系が強く、内需は弱い
 

東証33業種のうち 25業種が上昇

上昇率上位は、

  1. 空運
  2. 金属製品
  3. 建設
  4. 電気機器
  5. 機械

→ 地政学リスク後退、円安、外需回復期待が背景。

一方、下落率上位は、

  1. 食料品
  2. 鉱業
  3. 海運
  4. サービス
  5. 陸運

→ 内需系はやや弱い動きとなった。

 

 

【個別】半導体・電子部品が全面高、キオクシアは初の9万円台
 

個別では、半導体・電子部品が全面高。

  • キオクシアが急騰し 初の9万円台
  • 太陽誘電、イビデン、村田製作所が大幅高
  • 三井ハイテックはストップ高
  • ディスコ、東京エレクトロン、アドバンテストが株価水準を切り上げ
  • 大成建設、日本航空、トヨタも堅調

一方で、
JT、日本郵政、NTT、セコム、INPEX、日本郵船などは軟調だった。

 

 

【寄与度】上位3銘柄で +1,520円超──半導体3銘柄が主役
 

今日の大幅高は、
値がさ株・半導体株がほぼ単独で押し上げた相場 だった。

寄与度上位は以下の通り。

 

 

🥇 1位:ソフトバンクグループ(9984)

  • 株価:7,139円
  • 前日比:+667円(+10.31%)
  • 寄与度:+536.62円

 

 

🥈 2位:アドバンテスト(6857)

  • 株価:29,420円
  • 前日比:+2,095円(+7.67%)
  • 寄与度:+505.65円

 

 

🥉 3位:東京エレクトロン(8035)

  • 株価:72,760円
  • 前日比:+4,760円(+7.00%)
  • 寄与度:+478.70円

 

 

この3銘柄だけで +1,520円超 を押し上げており、
今日の大幅高は “半導体3銘柄が主役” という構図が明確だった。

 

 

【東京エレクトロン(日足)】決算後の上昇トレンドが継続
 

東京エレクトロンは 72,760円(+4,760円、+7.00%) と大幅高となり、
寄与度ランキングでも 3位(+478.70円) に入った。

日足チャートを見ると、

  • 株価は +2σ付近を推移
  • ボリンジャーバンドが再び拡大
  • 出来高も増加傾向
  • 決算後の上昇トレンドが継続
  • 7万円台を明確に突破し、強い値動き

という形で、
寄与度3位に入るだけの強さがチャートにも表れている。

先日ブログでまとめた
「東京エレクトロンの決算分析(2026年3月期)」 でも触れたように、
同社は AI・HBM 投資の拡大を背景に、
2026→2027年にかけて業績が再加速する見通しを示していた。

👉 (参考)先日の決算分析記事はこちら  
https://ameblo.jp/ysm-isp/entry-12969451119.html

今日の株価の動きは、
その決算内容と市場のテーマ性が素直に反映された形といえる。

 

 

【まとめ】指数主導の大幅高、半導体が相場を牽引
 

今日の相場は、

  • 戦闘終結合意によるリスク後退
  • 半導体株を中心とした値がさ株の上昇
  • 日経平均は過去2番目の上昇幅
  • 東京エレクトロンを含む半導体3銘柄が主役

という一日だった。

指数は強かったが、
内需系には弱い銘柄もあり、
大型株中心の相場 という印象が残った。