自動車業界の決算シリーズとして、
これまで アイシン → デンソー と見てきましたが、
今回はその流れの中心となる トヨタ自動車(7203) の決算を取り上げました。
5月8日に発表された 2026年3月期決算 は、
表面的には「減益」に見える内容でしたが、
実際には 外部要因を除けば実質は増益 という、非常に強い決算でした。
この“数字の見え方”と“実態”のギャップを、
YouTubeライブで丁寧に整理しています。
■ YouTubeライブはこちら
今回のライブでは、
決算資料をもとに、トヨタの最新決算のポイントをスライドで整理しながら解説しています。
営業利益の増減要因や外部環境の影響、株価の動きなど、
数字だけでは読み取りにくい部分を分かりやすくまとめました。
■ 決算のポイント(概要)
ブログでは、決算の全体像がつかめるように、
主なポイントを簡潔に整理しておきます。
● 見かけの減益は「外部要因」が中心
2026年3月期の営業利益は ▲21.5%減益。
ただし、
米国関税の影響:▲1.38兆円(資料より)
が含まれており、これを除けば 実質は増益。
● 来期の減益見通しも“外部要因”によるもの
2027年3月期の営業利益は ▲20.3%減益。
ただし、
中東情勢の影響:▲6,700億円(資料より)
を除けば、実質は横ばい。
● 販売台数は2年連続で増加
販売力は維持されており、
競争力が落ちているわけではない。
● 株価の動きについて(チャート分析)
YouTubeライブでは、
株価の“理由”を断定するのではなく、
チャートを使って現在の株価の動きを客観的に整理しています。
- 過去10年の月足
- 過去2年の週足
- 過去6カ月の日足
- 過去6カ月のボリンジャーバンド
といった複数の時間軸から、
トレンドや位置関係を確認しながら、
現在の株価がどのような状態にあるのかを解説しています。
● 配当は増配を継続
95円 → 100円へ増配。
トヨタは「安定的・継続的な増配」を掲げており、
長期投資家にとって安心感のある内容。
■ 今回の決算の本質
資料のまとめにもある通り、
減益は外部要因による一時的なもの
本業の収益力はむしろ強い
というのが今回の決算の本質です。
数字だけを見ると誤解しやすい決算ですが、
背景を丁寧に読み解くと、
トヨタの強さがむしろ際立つ内容でした。
■ 今後の予定:次は「ホンダ(本田技研工業)」へ
今回のトヨタ決算は、
アイシン → デンソー → トヨタ と続いてきた
自動車業界シリーズの中心回 でした。
そして来週 5月15日 には、
本田技研工業(7267) の決算分析を行う予定です。
こちらもYouTubeでライブ配信しますので、
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
■ 最後に
今回のYouTubeライブでは、
決算の数字だけでは分かりにくい部分を、
スライドを使いながら丁寧に整理しています。
ぜひ参考にしていただければと思います。