昨日(4/27)、日経平均が +821.18円 と大きく上昇して、
終値は 60,537.36円
ついに、またひとつ 過去最高値を更新 しましたね。

ニュースでも大きく取り上げられていて、
「日本株、また強くなってきたな〜」と感じた方も多いと思います。

でも、ちょっと数字を細かく見てみると、
この“最高値更新”が そのまま市場全体の強さを表しているわけではない ことが分かってきます。

 

 

実は“値下がり銘柄の方が多かった”1日でした
 

まずは、昨日の騰落数を見てみます。

● 東証プライム市場

  • 値上がり:907銘柄
  • 値下がり:842銘柄
  • 変わらず:90銘柄

市場全体としては、上がった銘柄も多いのですが、
「全面高!」というほどの強さではありません。

● 日経平均採用225銘柄

  • 値上がり:94銘柄
  • 値下がり:130銘柄
  • 変わらず:1銘柄

こちらはもっと分かりやすくて、
下落した銘柄の方が多い1日 でした。

つまり、

指数は大きく上がったのに、構成銘柄の多くは下がっていた

という、ちょっと不思議な相場だったんですね。

 

 

日経平均を押し上げた“主役”はこの5銘柄でした
 

日経平均は「株価の高い銘柄ほど指数に与える影響が大きい」という特徴があります。
なので、一部の大型株が動くと、指数が大きく動きます。

昨日の寄与度を見てみると、その偏りがはっきり分かります。

🔼 プラス寄与度 上位(4/27)

  • アドバンテスト(6857):+497.20円
  • ファナック(6954):+167.61円
  • ファーストリテイリング(9983):+143.21円
  • 東京エレクトロン(8035):+125.71円
  • フジクラ(5803):+62.35円

この5銘柄だけで +996円  
➡ 日経平均の上昇幅(+821.18円)を“5銘柄で超えていた”

つまり、

「5銘柄が強すぎて、指数が押し上げられた」

ということなんです。

🔽 マイナス寄与度(指数を押し下げた銘柄)

  • 中外製薬(4519):−140.39円
  • ソフトバンクグループ(9984):−95.46円

こちらもなかなかの押し下げ幅でした。

 

 

補足:この1週間も“偏り”が続いていました
 

昨日だけではなく、
4/20〜4/24 の1週間も、同じような偏りが続いていました。

この週、日経平均は +1,240.28円 と大きく上昇しましたが、
その上昇の中心は、やはり半導体・電子部品の一部銘柄でした。

📌 週間寄与度(4/20〜4/24) 上位10銘柄

  1. ソフトバンクグループ(9984):+1,155.3
  2. アドバンテスト(6857):+378.93
  3. イビデン(4062):+221.58
  4. 東京エレクトロン(8035):+185.04
  5. キオクシアHD(285A):+95.04
  6. レーザーテック(6920):+68.52
  7. フジクラ(5803):+55.31
  8. 中外製薬(4519):+49.88
  9. TDK(6762):+36.96
  10. 村田製作所(6981):+27.03

上位10銘柄だけで +2,245円以上の寄与  
➡ 実際の上昇幅(+1,240.28円)を大きく上回る
➡ つまり、多くの銘柄は指数を押し下げていた

こうして数字で見てみると、
「指数の強さ=市場全体の強さ」ではない ことがよく分かります。

 

 

だからこそ、指数に踊らされず“個別”を見るのが大事だと思っています
 

日経平均が最高値を更新すると、
「もう高いのかな…」と感じてしまいがちですが、

実際には、

  • 下落している銘柄も多い
  • 一部の大型株だけが指数を押し上げている
  • 個別を見れば、まだ拾える銘柄もある

こんな状況が続いています。

なので私は、
指数よりも“個別の動き”を大事にしたいな と感じています。

 

 

4/28(火)の売買について

 

正直に言うと、昨夜の段階では
「日経平均の上昇が一部の銘柄に偏っていた」という寄与度の気づきはありませんでした。

ただ、保有銘柄のデータを見返していたら、
意外にも下落している銘柄が多い ことに気づいたんです。

そしてチャートを見てみると、
ここ最近の“日経平均の強さ”とは違う動きをしている銘柄がいくつかありました。

指数は強いのに、個別は弱い──
そんな銘柄が目立っていたんですね。

そこで今回は、

  • 指数に引っ張られて上がっているわけではない
  • むしろ下落していて、今後の動き次第ではチャンスになりそう

そんな銘柄を、少額だけ買ってみることにしました。

もちろん、本来なら
日経平均が大きく下落しているタイミングの方が買いやすいのかもしれません。

でも、その時に
「昨日の段階で下落していた銘柄が、同じように買いやすい位置にいるかどうか」は分かりません。

なので今回は、
リスクを抑えながら、少しだけ買い増し したという感じです。

● 売却した銘柄

  • 古河電気工業(5801)  

   1株を 41,500円 で売却
   (電線3銘柄がそろって大きく上昇していたので、弱い基調だった古河電工を一部だけ利益確定)

● 購入した銘柄

  • ショーボンドホールディングス(1414)  

   15株 × 1,337円(投資額 20,055円)

  • 大和ハウス工業(1925)  

   4株 × 4,821円(投資額 19,284円)

  • JPMC(3276)  

   15株 × 1,288円(投資額 19,320円)

  • ソニーグループ(6758)  

   6株 × 3,248円(投資額 19,488円)

  • 任天堂(7974)  

   2株 × 8,000円(投資額 16,000円)