水戸部酒造の特約店蔵見学へ行ってきたよの巻 | のんべぃヨリコの「山形のお酒大好き」

のんべぃヨリコの「山形のお酒大好き」

1年380日毎日飲むのが自慢です♪
山形の素晴しい日本酒やワインをご紹介してます。
また、お酒選びについてアドバイスもさせていただいてます。
お気軽に声をかけてくださいね。
山形のお酒で被災地応援「しずくプロジェクト」展開中!
http://sizuku-sake.jp/index.html

昨日発売された、水戸部酒造の超にごり「激濁」が

あまりにも美味しくて、一晩で一升瓶を飲んでしまうところだった、

のんべぃヨリコです。あぶねぇ、あぶねぇ、やらかすところだったあせる

 

山形正宗「激濁」 1800ML ¥2,700(税込) 

※濾過した時に出る少量の澱を集め瓶詰してます。

今回は純米吟醸山田錦、赤岩雄町、出羽燦々、酒未来のミックス!

めちゃめちゃフルーティー! ゴクゴク行けます! (めっちゃ危険)

 

こんな面白いお酒を出すおちゃめな酒蔵「水戸部酒造」。

何度か蔵にお邪魔し、何度も社長と話をさせていただいてるのですが

今日は、山形県内の特約店の蔵見学ということで、久しぶりに蔵にお邪魔しました。

 

社長の水戸部 朝信さん。 44歳。

会社の概要、経営理念、ご自身のこと、その他様々なことを

赤裸々にお話くださいました。

その後、蔵の「美意識」、そして「お米のこと」について

各担当者様からのお話。

 

正直、この話、ぜひぜひ皆さんにお聞かせしたい!とおもったほど

旋律が走りました。

こんな蔵が山形にある! こんな情熱集団が山形にいる!

なんというか、じっとしてられないくらい (注:お手洗いに行きたいわけじゃないよ!)

そこら、そこらの道行く人を捕まえて、一緒に聞こうよ!って言いたくなるぐらい(笑)

そんな衝撃的な話を聞いた後の蔵見学。

 

こしき。 いわゆるお米を蒸す釜です。

 

水戸部名物 漆塗りの漕(ふね)。 注:お酒を搾る機械です。

ちょうど純米辛口を搾っていていましたが

こんなすごいもので搾っている蔵なんて、全国さがしてもないんだろうなー。

 

醸造蔵。 「まるで美術館」を思わせる、なんとも重厚できれいな蔵です。

 

古きよき伝統と最新技術の融合された蔵は

こんなところにお金をかけてどうするの?という贅沢仕様。

ですが、蔵人がいつも「凛」とした気持ちで、

そして笑顔で気持ち良く酒造りができたならば、出来上がったお酒は

うまいに決まっている。そんなポリシーから、ちょっとずつ丁寧に

手を加えてきました。

 

めちゃくちゃ手間と時間のかかる黒漆喰の扉。

いぶし銀の光を放つ、この扉はすべて手仕上げ。 ひえーっ!

 

オール金山杉の無節の麹室。

以前うかがった時は、杉の香りがきつかったのですが

いまでは、しっくりとその役割を果たす部屋になっておりました。

 

そんな蔵環境の中、お酒のお母さん(酒母)は、元気に活動し

「旨い酒になりたいよー」という声が聞こえてきそうでした。

 

仕込み時期の忙しいときに、わざわざ時間をとりたくない!と思うのです。

ですが、水戸部さんでは、自分の蔵のこと、自分たちの想い、どんな酒をつくりたいのか

を、私たちに丁寧に、きちんと、包み隠さず話してくださいました。

 

そして、私は、この想いをみなさんに、ちゃーんとお伝えしなければ!と

気が引き締まる思いで帰ってきました。

 

社長!水戸部の酒を楽しむ会をしたいです!

こりゃ、猛アタックしなければいかん! そんなワクワクが抑えきれない

すてきな一日になりました。

皆様、社長を口説き落としますので、少々お待ちくださいね。