西和賀日記597回「山内のダム湖とそば」(北上線シリーズ②) | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

 【JR北上線ハイキング第2弾:相野々駅】

家からほっとゆだ駅をおでかけバス(1回100円)で往復し、相野々駅下車で秋田県横手市山内(さんない)を歩いてきました。

 

 

8:20ほっとゆだ駅~8:42相野々駅。

 

 

横手駅のひとつ手前の相野々駅はほっとゆだ駅から4つ目(片道330円)

 

 

駅舎は「ポッポあいのの」と呼ばれ、レストランやカラオケルームや多目的空間があり、北上線の駅の中でも異彩を放つ建物です。

レストラン「村さ来」は月曜定休でした。

「高橋優」という歌手へのファンのメッセージが壁一面にありました。

切符売り場の人に訊くと、地元(小松川)出身で日本武道館でもコンサートをしたことがあるそうですね。

 

 

山内地域観光案内マップに「新緑が萌える満水時の景観は格別」とある相野々ダム公園に向かいました。

駅から3キロメートル、林道を45分歩きました。

ところがダムの補修工事中で、ダム湖周辺は立ち入り禁止。

工事は来年3月末までの予定とのことで、1年後以降にまた訪れたいと思います。

 

 

街に戻り、北上線に沿う道を「道の駅さんない」に向かいました。

1両のキハ100が北上目指して走っていきました。

国道107号の裏通りのような道で、山内小学校の前を過ぎて新緑の中を歩くこと30分、踏切を渡って国道に上がりました。

 

 

連休最終日の道の駅さんないは車でいっぱいでした。

徒歩の客はたぶん僕だけでしょうね。

 

 

食事処「農香庵」に腰を落ち着けました。

かなり歩いたので、ここは生ビール(550円)頼むしかないでしょう。

歩いた道を国土地理院2万5000分の1地形図「羽後黒沢」でたどると、位置関係がよくわかります。

 

 

十割そばといものこ汁の満足セット(1300円)で腹ごしらえ。

箸袋に「地粉100%手打ちそば」とありました。

そば粉は山内産の階上早生(はしかみわせ)だそうです。

正午を過ぎて物産店も食事処も混雑してきました。

 

 

ふたたび裏通りに降りて、2年前に廃止になった平石駅の跡に行ってみました。

横手駅手前の矢美津駅とともになくなってしまった駅です。

その痕跡はありませんでした。

 

 

相野々駅に戻り、地下道をくぐって鶴ケ池公園まで脚を延ばしてから、帰りの気動車に乗りました。

14:23相野々駅~14:48ほっとゆだ駅。

ほっとゆだ駅には15:00発おでかけバス貝沢行が待っていました。

道の駅で買った純米酒「山内杜氏(さんないとじ)」と名物「いぶりがっこ」で晩酌しながら、山内散策を楽しく思い返しています。 (5月6日)