沢内バーデンや雪国文化研究所の入り口にミズバショウ(水芭蕉)が咲き始めました。
ミズバショウって、たった1本でも存在感があります。
西和賀町に住んでいたら当たり前にある植物です。
でも都市部に住んでいたら「♫はるかな尾瀬、遠い空…」ですからね。
おもしろい顔の冬芽がありました。
キハダ(黄膚、黄蘗)です。
ミカン科の樹木で、樹皮を削ると中が黄色いのが特徴です。
国道107号の錦秋湖岸にはカタクリがまとまって咲いているところがありました。
お隣・北上市岩沢のミズバショウ群生地に行ってみました。
細流に沿ってたくさん咲いていました。
今が見ごろのようです。
ショウジョウバカマ(猩々袴)も並んでいました。
初めて行きましたが、木道が整備されていて、春を感じるにはいい雰囲気でした。
その近くでアブラチャン(油瀝青、クスノキ科)の可憐な花が咲いていました。
丸くて茶色かった花芽が開いたんですね。
春先に早く咲く樹木の花としてはトップ集団の一員です。
少し足を延ばして北上市の江釣子(えづりこ)に行ったら、ちょうど桜の開花が始まっていました。 (4月10日)