西和賀日記520回「雪遊び不足になる?」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

雪は融ける一方です。

積雪はもう30センチほどしかありません。

50~60センチだった今月初旬、あと1メートル積もってくれるのを期待していたのですが…。

 

 

近くの山をカンジキで散策しました。

去年、イノシシが掘り返した跡があったところは、春みたいな状態です。

 

 

カンジキがなくても歩けそうでした。

雪面の下は水をたっぷり含んでおりました。

 

 

ノウサギのフンでしょうか。

 

 

ゆっくりと歩いたキツネの足跡のようです。

一直線のハンター歩きですね。

 

 

これは何の足跡でしょう。

かなりでかい動物のようです。

配置はノウサギのようですけど、後ろ足(上のふたつ)の指の痕がウサギとは思えません。

キツネが走った跡でしょうか。

としたら、キツネがノウサギを追ってダッシュした跡かもしれません。

詳しい人ならすぐに分かることでしょうけど。

 

 

これは何の冬芽でしょう。

図鑑で調べるのですがなかなか分かりません。

葉痕の顔の「表情はいろいろ」(文一総合出版「冬芽ハンドブック」)だそうですから、きっとノリウツギ(糊空木)なのでしょう。

これも詳しい人ならパッと見で分かるのでしょう。

 

 

山は「根びらき」どころか、地面が出始めているのです。

こんなに雪が少ない冬は「これまでになかった」と地元の誰もが言っています。

 

 

景色は雪国に見えますけど、このまま春に向かってしまいそうで、僕は雪不足…というか雪遊び不足に不満なのです。 (2月13日)