西和賀日記440回「青空の下の志賀来山」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

けさは9時前に霧が晴れてきました。

 

 

干し柿2日目です。

あしたから天気予報は4日間も雨マークですから、この2日間は貴重な晴れなわけです。

 

 

真っ青な空が広がりました。

近くの志賀来山(しがらいさん)に登ることにしました。

 

 

ウチから車で5分の登山口です。

 

 

落ち葉の遊歩道を踏み行く陽だまりハイキングです。

 

 

志賀来スキー場ゲレンデ展望地から、新町の広々とした田園地帯の眺めです。

県道1号沿いに家があるのがよくわかります。

家の並びの奥に平行している農道を走って真昼温泉に毎日通っています。

 

 

山頂の手前に開けた一角があり、鳥海山が見えていました。

 

 

写真中央に僕んちが見えています。

白っぽい小さな家です。

いつも見ている志賀来山のてっぺん、今はそのてっぺんから家を見ている…そう考えただけで何だかぞくぞくするような快感を覚えるのです。

あの小さな窓に、こちらを見ている自分がいるようで…。

 

 

今年はブナの大木に熊棚がありません。

ここでもブナの実は成らなかったのでしょう。

 

 

標高563メートルの山頂は灌木に覆われて見晴らしはありません。

積雪期には灌木は雪の下になるのですが。

 

 

ムラのない青のグラデーションに捧げるコーヒー。

あったかい日差しの下、のんびり過ごしました。

 

 

枝越しに見る真昼岳。

真ん中の白いピークが頂上で、目を凝らすと小屋(神社)が黒い点になって見えています。

あの頂(いただき)で真昼山地に”一目ぼれ”したのは4年前の夏だったなぁ…。

人にも熊にも会わない2時間ほどの志賀来山でした。 (11月16日)