西和賀日記413回「羊3頭が北上に帰る」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

7月2日に北上市の牧場から運ばれてきた綿羊3頭がきのう帰っていきました。

朝、マサカズさんが玄関にぬうっと現れて「羊を北上に返すので今から囲い込むから」と言いました。

 

 

車で1分もかからないタツヤさんち北側の”綿羊牧場”で、6人がかりで小屋に囲い込もうとしていました。

 

 

けっこう簡単に羊たちは小屋の中に納まりました。

 

 

毛を刈られて丸裸になっていた綿羊たち。

毛は伸びて、スリムで形のいいプロポーションになっていました。

 

 

牧場の人が来て頭にロープをかけると、羊は3頭ともおとなしくしていました。

 

 

ロープで引きながら、みんなでトラックに載せます。

従順なのと反抗的なのがいます。

 

 

足を踏ん張っている羊を「ウチに帰れるんだぞ」と促します。

無事に3頭ともトラックの荷台に収まりました。

 

 

4か月弱の滞在でしたが、いなくなってみるとなんだかさみしい気持ちになります。

小屋や電気牧柵を撤去しました。

小屋の骨格の単管はそのまま残しました。

つまり来年も飼育する予定のようです。

大野地区では、環境保全型農業の一環として田んぼ一枚を羊の飼育場にしているのです。

あの3頭のうちのどれかがジンギスカン肉になって戻ってくるのを期待しています。 (10月20日)