西和賀日記369回「WCS稲刈りすすむ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

きょうは曇りで午後雨が降りました。

しのぎ易い一日でした。

きのうも触れましたが、大野地区のWCS(飼料用米)の刈り取り作業が急ピッチです。

 (以下、写真はきのう撮影)

 

 

Whole Crop Silage はW(全部)C(刈り取る)S(密閉発酵)です。

全部というのは、茎も葉も穂も全部という意味。

リョウイチさんが専用コンバインを運転しています。

 

 

刈り取った稲は後ろの黄緑部分の中で細かく裁断し、黄色い容器に入った乳酸菌を噴射し、ロール状に丸めます。

 

 

それを後部から排出。

ギュウっと固まっています。

 

 

ミツゾウさん運転のラッピングマシンが近づきます。

 

 

アームで持ち上げます。

 

 

左の黄緑部分が回転しながらロールもゆっくり回転させ、固くラップしていきます。

 

 

密閉されたロール。

これで300キログラム以上あるのかな。

向こうに大野所有の2トントラックが控えております。

ミチヒロさんが運転してました。

 

 

トラックに載せたり降ろしたりするのはグローブと呼ぶ機械。

ソウさんが運転してました。

最低4台の機械による作業です。

トラック以外は借り物だそうです。

 

 

猛暑続きで稲の育ちが早かったようですが、青田刈りには違いありませんね。

きょうも雨の前にフル稼働して、あと残り3ヘクタールくらいまでこぎつけたようです。

チームワークがモノを言う農作業です。

WCSは今後ますます需要が増えるような話を聞いています。 (9月4日)