西和賀日記337回「廣川さん親子歓迎会」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

きのう廣川進さんと3人のお子さんがふらりと大野を訪れました。

5時過ぎに連絡があり、7時には「もっこり会館」で歓迎の宴会スタート!

飲み会となると、さすが大野の早ワザです。

 

 

廣川さんは8年くらい前に、ある劇団の合宿で西和賀町に42日間も滞在したそうです。

その間、「伯楽」に寝泊まりし大野公民館で練習したり、地元・大野の人たちと交流したそうです。

僕はもちろん初対面ですが、廣川さんはテレビで有名なんだそうですね。

フジテレビ系列で金曜夜に放送している「坂上どうぶつ王国」という番組に何度も出ているそうですから、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

知らないのはテレビを見ないタケちゃんと僕くらいかな?

 

 

徳島県の山奥で、7人家族で自給自足の生活をしているんだそうです。

今回は青森への途中で懐かしい大野に立ち寄ったというわけです。

車で旅行の道すがら山形の海岸で子供たちを海水浴させている間にもぐってクロダイ、イシダイ、ソイの大きいのを突いて持ってきました。

 

 

自分でさばいて、新鮮な日本海の幸をふるまってくれたのです。

気さくな人で、初対面の僕とも何ら違和感なくお付き合いしてくれるのです。

 

 

もちろん急な話もなんのその集まった大野の人たちとは話が弾みっぱなしです。

動物をたくさん飼い、ガスもクーラーもなく、井戸を掘ったり…と、かなり面白い人物のようです。

子どもたちの、物おじしないイキイキとした態度にも感心させられました。

 

 

あら汁をつくる小学4年生の雨種(うたね)ちゃん。

この日サイコーの一杯となりました。

人のつながりを大切にする大野スタイルが、こんな奇跡のような味を生み出すんだろうな…としみじみ思いました。 (7月29日)