西和賀日記332回「マリーゴールドの怪」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼時代の8年間使っていたパソコンは、西和賀に住む2年くらい前から具合が悪かったのです。

 

 

何とかだましだまし使っていましたが、ついに僕のことを見限ったようでした。

完全にダメになったのは7月18日で、大雨が降り続いていたころのことでした。

この日、ふと気づくと庭先に置いたマリーゴールドに異変が発生していました。

6月初旬に自治会がくれた苗をフラワーポットで育てていました。

 

 

大雨の前まで、たくさん黄色い花が開いて、僕は内心「オレでも花を咲かせることができるんだ」と自慢したい気持ちになっていたのです。

県道1号を通るドライバーがチラッとでも見てくれるとうれしいなぁ…なんて考えてもいたのです。

それが、無残な姿になっていて目を疑いました。

 

 

原因は大雨しか思いつかないのですけど、もし大雨が原因ならば、近所の花壇の花もズタズタになっているはずです。

なのに地元・大野の花壇のマリーゴールドは、花がひしめきあって盛夏の到来を謳歌しているではありませんか。

 

 

不思議なのは、隣に並べたサルビアやベゴニアは何ともないのです。

マリーゴールドだけが、惨憺たる状態になっていたのです。

それも、乱暴になぎ倒されたみたいな跡です。

近所の人にこの話をしたら「あり得ねえなぁ」とのことでした。

まさか熊が僕への腹いせでやったなんて、あり得ねえよなぁ。

 (登山の時に熊鈴をつけません。熊を甘く見ているわけではなく、熊鈴は山の静寂や自然の音を壊すからです)

 

 

大雨が去って、西和賀はきのう(7月22日)梅雨明けしました。

昨年より4日早いです。

写真は、きのうの早朝草刈りの後に新町で撮影した志賀来山を照らす朝日。

1週間ほど降り続いた大雨が去って、西和賀にも真夏の日差しが注ぎ始めました。

僕の、パソコントラブルによるストレスも、この青空に消え去りました。 (7月23日)