西和賀日記312回「遠野に紫ワラビあり」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

久しぶりに遠野に行ってきました。

いわてホリデーパス(2500円)利用です。

7時40分ごろ家の前を通る「おでかけバス」(100円)でほっとゆだ駅へ。

北上線の北上行(8時42分)に時間があるので散策しました。

 

 

錦秋湖に映る北上線の横手行を見ることができました。

 

 

久しぶりに北上線に乗りました。

 

 

”呑み鉄”です。

ゆだ錦秋湖のあたりで地ビール「白ビール」を開けました。

 

 

北上駅で東北本線に乗り換えて10分で花巻駅に着きます。

釜石線の始発列車が待っていました。

盛岡のあさ開アルミ缶をすすりながら遠野郷の景色を楽しみました。

 

 

いつものように遠野駅前のカッパたちにあいさつ。

「池に水が入ってよかったな」

「おっさん酒持ってこねえから干からびそうだじぇ」

 

 

「柳田国男先生、第三次世界大戦が起きる確率は?」

「おまえが断酒するよりは高いであろう」

 

 

いつものCocokanaで地酒・国華の上撰にありつきました。

つまみは遠野特産「紫(むらさき)ワラビ」の酢漬けです。

ママさんは「量が少ないから地元だけの消費なんです。西和賀みたいに有名になるといいんだけど…」と言いました。

ワラビが特産の西和賀でも、僕が住む大野では「黒ワラビ」で売り出し中です。

 

 

きょうのおすすめに山菜ピザがありました。

紫ワラビ、ばっけ味噌、フキがトッピングされています。

素朴だけど味わい深い一品でした。

呑み友だちのリョウさんは「祭りに行っているかも…」。

歩いてすぐの「大日さん」で祭りをやっているというのです。

 

 

日枝神社の例祭でした。

ちょうど「板澤しし踊り」を見ることができました。

リョウさんは見かけませんでしたが、遠野のしし踊りを見られたのは思わぬ収穫です。

 

 

店に戻って宮守のどぶろく(黒ラベル)をいただきました。

辛口で呑み心地がいいので、つい呑み過ぎて酔っ払ってしまいます。

 

 

野菜みそラーメンで締めました。

何やら特別な米みそを使っているようです。

さりげないメニューなのに、この旨味は特筆ものです。

 

 

釜石線~東北本線~北上線を乗り継いで「ほっとゆだ駅」に夕方戻りました。

おでかけバスまで時間があるので、駅の温泉に入りました。

いつもの真昼温泉1か月券を利用できるのです。

 

 

温泉を出て、売店で「ザ・マタギ」という缶ビールを買いました。

朝の白ビールと同じ会社のクラフトビールで、今年発売されたそうです。

地ビールで始まり地ビールで終わった「呑み鉄・遠野旅」でした。 (6月25日)