リョウイチさんは山菜やきのこや釣りで山を歩く人ですが、ハイキングもしたいということで、一緒に白木峠に向かいました。
登山口から入ってすぐの沢沿いに咲くアズマシロカネソウ(東白銀草)です。
僕はこの春3度目で場所を知っていたので、得意になって案内しました。
リョウイチさんは初めて見たそうで、さっそく写真に収めておりました。
スミレサイシン(菫細辛)でしょうか、たくさん花開いておりました。
「びっくりだぁ」と杉の巨木にカメラを向けています。
峠に立つと青空に吸い込まれそうでした。
木の間には鳥海山の見事な眺望がありました。
焼石岳方面もくっきりと姿を見せておりました。
おじさん二人、遠足の子供みたいにはしゃいじゃいました。
往復2時間半ほど、山の動植物やイワナや昔の沢内村の話を喋り通しでした。
子供のころ、カタクリの葉を湯がいておやつにしていたそうです。
カタクリの葉を数枚、土産にしました。
夜、カタクリの葉やコゴミの天ぷらを揚げました。
カタクリの葉の天ぷら(写真右上)は、ほのかな甘みがありました。
この甘みを昔の子供たちも感じていたのかな…
ところで、昼に山を下りて帰宅し、エンジェルスの不甲斐ない逆転負けで頭に来ていたら、リョウイチさんから電話がありました。
今から田んぼの畔(くろ)塗りをやるというのです。
ねずみ穴をふさぐ作業で、見たいのでやる時には連絡してもらうことになっていました。
午前中はハイキング、午後はトラクター作業です(日没のころまでやっていました)。
もうじき後期高齢者というリョウイチさん、”前期高齢者”の僕も顔負けの活動的生活のようです。 (4月25日)
※畔塗りのことは次回に少し詳しく書くつもりです。