西和賀日記255回「山で遊び下りて仕事」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

リョウイチさんは山菜やきのこや釣りで山を歩く人ですが、ハイキングもしたいということで、一緒に白木峠に向かいました。

 

 

登山口から入ってすぐの沢沿いに咲くアズマシロカネソウ(東白銀草)です。

僕はこの春3度目で場所を知っていたので、得意になって案内しました。

リョウイチさんは初めて見たそうで、さっそく写真に収めておりました。

 

 

スミレサイシン(菫細辛)でしょうか、たくさん花開いておりました。

 

 

「びっくりだぁ」と杉の巨木にカメラを向けています。

 

 

峠に立つと青空に吸い込まれそうでした。

木の間には鳥海山の見事な眺望がありました。

 

 

焼石岳方面もくっきりと姿を見せておりました。

おじさん二人、遠足の子供みたいにはしゃいじゃいました。

 

 

往復2時間半ほど、山の動植物やイワナや昔の沢内村の話を喋り通しでした。

子供のころ、カタクリの葉を湯がいておやつにしていたそうです。

カタクリの葉を数枚、土産にしました。

 

 

夜、カタクリの葉やコゴミの天ぷらを揚げました。

 

 

カタクリの葉の天ぷら(写真右上)は、ほのかな甘みがありました。

この甘みを昔の子供たちも感じていたのかな…

 

 

ところで、昼に山を下りて帰宅し、エンジェルスの不甲斐ない逆転負けで頭に来ていたら、リョウイチさんから電話がありました。

今から田んぼの畔(くろ)塗りをやるというのです。

ねずみ穴をふさぐ作業で、見たいのでやる時には連絡してもらうことになっていました。

午前中はハイキング、午後はトラクター作業です(日没のころまでやっていました)

もうじき後期高齢者というリョウイチさん、”前期高齢者”の僕も顔負けの活動的生活のようです。 (4月25日)

 

 ※畔塗りのことは次回に少し詳しく書くつもりです。