西和賀日記206回「冬の夜は音楽の喜び」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

朝から雪の降りは激しかったのですが、晴れ間も出て、昼には融けてしまいました。

春の兆しの西和賀は、積雪はまだ1メートルほどあり、日が暮れれば冬の夜です。

 

 

晩酌で気分が良くなったら音楽を聴くのが一番です。

たいていNHK・FM放送のベスト・オブ・クラシックを聴いています。

 

 

CDを回す場合は、冬の夜にしっくりくる音楽がいいですね。

エリック・アンダースンの「ブルー・リヴァー」をよく聴きます。

1972年発表で、僕は20代のころLPでのめりこんでいました。

いつのまにか他のLPと共に逸してしまいました。

 

 

廃盤扱いだったようですが、年明けにツテを頼って何十年ぶりかでCDを手に入れました。

第1曲(IS IT REALLY LOVE AT ALL)が流れ出した瞬間、古い友だちが玄関の戸を開けてにっこり入ってきたような思いがしました。

60代になって聴いても、やっぱりいいなぁ。

 

 

きょうは3月3日で「耳の日」…というのは関係ありませんけど、CDを回し続けることにしました。

キャロル・キング「タぺストリィ(つづら折り)」は洋楽屈指の名盤ですね。

サイモンとガーファンクル「グレイテスト・ヒッツ」は若き日の心の栄養でした。

ショパンの作品で一番好きな「幻想ポロネーズ」をホロビッツのピアノで。

きりりとしたバッハの音楽は特に冬に聴くと深みが増すような気がします…無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番。 (3月3日)