西和賀日記131回「もっこり会館への道」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

西和賀はきょうも雪でした。

 

 

街を貫く県道1号線はモノトーン街道となっております。

道路は除雪が徹底されていて、デコボコもなく、走りやすいです。

 

 

ウチの県道側には屋根からの落雪がうず高くなってきました。

1階の窓に雪除けがないから、何とかそこまでの積雪を阻止しなければ…

 

 

除雪ドーザの能力に嫉妬したくなります。

 

地区の事務作業に忙しいマサカズさんから「もっこり会館の残りの雪囲いしなきゃ」と電話がありました。

僕が雪かきしていた車庫のすぐ隣が、地区民の交流の場「もっこり会館」です。

 

 

ならば、駐車場からの雪かきをしておこうと思い、腰まで積もった雪を踏み固めながら通路をつくりました。

 

 

若いころの雪山でのラッセル体験を思い出しました。

山は斜面なので、雪の中を泳ぐような格好でもがいていました。

それに比べりゃ、平地は楽だなぁ…

 

 

すると、さっきの除雪ドーザがやってきて、僕がスコップで小一時間かけて通したトレースを積雪ごと一瞬のうちに隅に寄せてしまいました。

公民館駐車場なので除雪の対象エリアなんですけど、大汗かいた僕の努力は重機のうなり声とともにキレイさっぱり消え失せました。

 

 

人生こんなもんだよなぁ…と苦笑いしながら昼メシを食べていたら、重機とは違うエンジン音がしました。

ハンドガイドの除雪機を誰かが操縦して、県道から直接もっこり会館に向かって行くではありませんか。

 

 

急いで駆けつけるとリョウイチさんでした。

難なく会館前に行きついておりました。

 

 

僕のスコップ作業はもろくも寸断され、除雪機による立派な通路ができ上がっておりました。

雪国初心者のカラ回りを痛感した一日となりました。

豪雪の地で生きる術(すべ)を身につけなければなりませんね。

 

 

もっこり会館の雪囲いは無事終了。

でも、雪に埋もれて飲み会できるんかなぁ…

薪ストーブを設置したから、やるんだろうなぁ。 (12月18日)