「牡蠣(かき)とメカジキごちそう祭り」の牡蠣をまだ食べておりませんでした。
スマホで参加店のメニュー写真を見て、ぜひ食べたいと思っていた田谷の星岡義山亭に行ってみました。
地元の評判が高い気仙沼の名店のひとつ。
8年も住んでいながら、今回が初めてでした。
迷わず牡蠣天丼を注文(1430円)。
気仙沼産の牡蠣は大粒でふっくらしていて食べ応えがありました。
牡蠣の旨みが凝縮されていて、これぞ海の幸だなぁと思わずにっこり。
牡蠣養殖の人たちの思いも丼の中に潜ませているような、料理人の腕を感じさせてくれる一杯でした。
店名の星岡(ほしがおか)は、芸術家で美食家だった北大路魯山人(きたおおじ・ろさんじん)の号にあやかったそうです。
義山(ぎやまん)は、ポルトガル語のダイヤモンド(江戸時代に「ぎやまん」と呼んだ)から名付けたようです。
牡蠣の品書きは3月いっぱいまでで、季節の食材で料理を提供しているとのこと。
気仙沼の「旨い」を感じることができる店でした。 (1月30日)