気仙沼日記1370回「大寒にあざらを食う」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

きょうは大寒。

気仙沼の朝はこのところ氷点下5度くらいに冷え込んでおります。

 

 

気仙沼生鮮館やまひろで「あざら」を買ってきました。

この時期の気仙沼の郷土料理です。

古漬けになった白菜を魚(メヌケなど)のアラと酒粕で煮込んだもの。

 

周囲の人に聞くと…

「ばあちゃんがいたころは作って食べた」

「大好きで丼一杯食べる」

若い人は「食べない。嫌いだから」

「うまいものじゃないからなぁ」

いろいろですけど、地元・気仙沼でもあまり食べられていないような印象です。

 

 

角星の銘酒・水鳥記の特別純米「雄町」で大寒の夜を過ごしました。

あざらとビンチョウマグロを肴に、久々の晩酌です。

 

これから2週間くらいが一年で一番寒い時期。

新型コロナウイルスはオミクロン株が蔓延しそうな気配です。

「春が来ない冬はない」でしょうから、もうしばらくの辛抱ですね。 (1月20日)