味覚の秋は食欲の秋。
え~、そうは言いましても僕は一年中、食欲の季節なんでありますけれど…
秋はどうしてこんなに食べ物がうまいのでしょうか。
サトイモを鶏むね肉とニンジンといっしょに煮ただけなのに、うまいんだなぁ…。
このところ週末には岩手県の奥地、西和賀町に行っており、山だけではなく味も楽しんでおります。
湯本温泉にある居酒屋「和賀の四季」のキノコ汁は、さすが山奥、天然モノが7種類ほども入っています。
種類によって異なる食感と、深い味わいの出汁がうれしい一品です。
先週末には新そばまつりがありました。
母ちゃんの店「わがや」でいただきました。
西和賀町は、知る人ぞ知るそばの街です。
手前左から水、岩塩、薬味(遠野市宮守産わさび)、つゆ。
つゆの上は西わらび。
十割を水そばで食べさせる店は、味に自信があるということです。
塩も、新そばの食味を引き立てていました。
家で、さんまのつみれ汁をつくりました。
気仙沼もサンマ不漁です。
このところ水揚げが続いて、値は下がりましたが、サイズは中以下です。
それで、スーパーでサンマすり身を買ってきたというわけです。
10月も残りわずか。
脂が乗った大きなサンマは、今年は食べられませんね。
さて、サンマはあきらめて、まだまだ秋の味を求めていくとしましょうか。 (10月28日)