気仙沼日記1009回「ホシガラスは友だち」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

高い山に登るとホシガラス(星烏)という鳥に出会えることがあります。

この週末に岩手山で、この愛らしい美人ガラスに会いました。





岩手山の9合目付近です。

ハイマツ帯があると、たいてい見ることができます。





カラスの仲間ですが、白いまだら模様があるのが特徴です。

大きなくちばしでハイマツなどの実(種)を運んできて食べています。

登山者がいても、ちっとも気にせず、低空で飛んでいます。





ドレスの模様にしてもいいくらいの装いですね。





声は「ガァーガァー」、カラス族なんだなぁと分かります。


山歩きを始めた20歳のころ、「ホシガラスが低い標高にいたら天気が崩れる」と誰かに聞いたのを覚えています。

それ以来、ホシガラスは山における僕の友だち(メスなら彼女?)なんであります。





「久しぶりだねホシガラス、いっぱい食ってるね」

「オレはおめえになんか会ったことねえぞ」

「なんだオスか」

「人間と違ってオスもメスもおんなじ格好してっからな」


ホシガラスとは、ホントに会話できそうな気がするから不思議です。

山の上だけの話ですけど。 (9月1日)