気仙沼日記805回「東北の玄関口って?」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

久しぶりに柏崎(かしざき=気仙沼プラザホテルがある高台)から見た気仙沼「内湾」の景色をお届けします。

かさ上げ工事がほぼ終わり、徐々に建物の建設が目立ち始めました。

 ※写真は景色に向かって右(東)から左(西)に分割パノラマとなっています。





ところで、きょうのNHKニュ-ス(宮城県内)で「仙台は東北の玄関口」と言うのを聞いて、びっくりしました。

東北の人たちは、そういう感覚なのでしょうか。





僕の感覚では、東北の玄関口は福島県の白河です。

関東方面から最初の市なんだから、玄関口でしょう。

何度も歩いた街で愛着があるからですけど、いい街ですよ。

小原庄助さんの墓だってあるんだから!





ニュースの話は、仙台は古い建物が多く、新しいオフィスビルが少なく、街として見劣りがするといったトーンでした。

結局のところは経済の話なんですね。

建て直しや高層化となれば、潤うのは誰…?


若いころ仙台の街が好きでしたが、大都市化した今は、あまり行きたいと思いません。


東北地方を南北で見た時に、仙台は南から3分の1のあたり。

家の中だって、3分の1も入ったら、もう玄関ではないでしょう。

「仙台は東北の玄関口」という言い回しは、どういう認識からくるのでしょうか。


一方、気仙沼は地理的にはどうしようもなく不便ですけど、そういうところが気に入ってもいるのです。

内湾の一帯が歩きやすい街になってくれればうれしいです。 (10月8日)