気仙沼日記770回「カツオ水揚げ盛り返す」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

何度も書くようで恐縮ですが、生鮮カツオ水揚げ22年連続日本一の気仙沼魚市場は今年、例年より1か月以上も遅く7月1日にやっと一本釣り船が入港するという異常事態でした。

それが、7月中旬あたりから漁場が三陸沖に北上し、8月に入ってからは順調な水揚げになっています。


10隻以上の一本釣り船が入るというので、きのう(8月10日)の早朝、水揚げ作業を見に行きました。




けさの地元紙によると11隻が394トンを水揚げしたそうです。

去年の8月同時期の2倍の数量になって、序盤の不振をばん回できそうだとのことです。


見学デッキから見る作業風景の中には、知った顔がたくさんいて、「去年はオレもあの中で汗流していたんだなあ」と感慨にふけりました。




現在首位は房総勝浦ですが、気仙沼の23年連続日本一は時間の問題になってきているようで、ひと安心です。

見た限りでは、サイズはまだ中(2.5~3.0キロ)と中小(1.8~2.4キロ)が多かったようです。

これから秋にかけての気仙沼水揚げの脂が乗った戻りガツオが楽しみになりました。 (8月11日)