気仙沼日記763回「気仙沼に移住して満5年」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼市民になったのは、ちょうど5年前の8月1日でありました。

5年前の7月31日、東京都国立市のアパートを引き払って、新幹線と高速バスを乗り継いで気仙沼に引っ越してきたのでした。


密かな記念日。

ということで、あさひ鮨で独り祝杯と決め込みました。





気仙沼は生鮮カツオ水揚げ量22年連続日本一。

7月1日にやっと一本釣り船が入港するという異常な夏となりましたが、今週になって例年通りの水揚げになっています。

その、新鮮なカツオの刺身で一杯。




画家でもある村上会長と話しながら、マグロの赤身を握っていただきました。

赤身は僕にとって気仙沼の思い出の味なんです。

いつか当ブログに書いたかと思いますが、30年以上前にプラザホテル内の海舟で食べて感動し、「赤身は気仙沼に限る!」とシャレたのです(サンマは目黒に限る!に引っかけて)




気仙沼ではアナゴをハモと称します。

アナゴとハモは別の魚ですが、「アナゴをハモだと言って譲らない人がいますねえ」と村上会長も笑っておりました。

名店あさひ鮨は何を食べてもうまいのですが、僕はアナゴの握りがたまらなく好きであります。


マグロとアナゴの美味に5年の月日をかみしめた夜でした。 (8月1日)