気仙沼日記682回「面瀬川の河口で鳥を見る」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

1か月ほど前のこと。

気仙沼の海で釣り船を経営しているKさんが…

「水面に浮いてきた潜水ガモの口からコクガンが食べ物をかっさらうのを見たことがある」


見たくて、ずっと気になっていました。

本日、快晴でおだやかな日和だったので、早朝、その面瀬川(おもせがわ)の河口に行ってみました。






面瀬川が気仙沼湾に注ぎ込む所(橋はJR気仙沼線のBRT専用道路)。






コクガンが十数羽おりました。

東北北部と北海道の沿岸にしか来ない冬鳥です。

僕は数年前、気仙沼で初めて出合い感激しました。


しばらく観察しておりましたが、ほかの鳥から食べ物をかっさらうシーンは見ることができませんでした。






片浜船揚場にハシビロガモが一羽、たたずんでおりました。






ツグミが何か語ろうとしておりました。

シベリアからはるばる渡ってくる鳥ですね。


大川を少しさかのぼって鮭生産組合のあたりに行ってみました。






オオハクチョウが2羽、ゆうゆうと泳いでおりました。

手前はホオジロガモ。


このほか、ヒドリガモ、マガモ、キンクロハジロ、オオバン、ウミウなど15種ほどを見ました。


そういえば、今シーズンも日の出のころの伊豆沼(マガンの群飛)に行きそびれそうです。

なまくらバードウオッチャーであります。  (2月24日)