気仙沼日記659回「正月帰省で宇都宮へ」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

正月は栃木県宇都宮市に帰省しました。

宮城の田んぼにガンやハクチョウが群れているのを見たいので、行きは鈍行を乗り継ぎました。






気仙沼を5時14分始発列車に乗り、一ノ関から東北本線を南下すること10時間。

僕のかつての遊び場だった那須連山が見えれば宇都宮はもうすぐです。





宇都宮は50万都市です。

25年くらい前から「餃子の街」として人気になり、餃子店の行列はすっかり街の風景になりました。





宮っ子(宇都宮人のこと)はこのくらいをパクつくのが普通です。


北関東の正月に欠かせないのがサメの煮物です。





実家でも必ず、おせちの隣にサメの煮物の皿が鎮座します。

しょうゆで煮た柔らかい身はほんのり甘く、魚介に乏しかった昔の内陸部になくてはならない一品でした。

今年も91歳の母親がおいしく用意してくれておりました。


「気仙沼あたりじゃ正月にはナメタガレイを食べてるようだよ」

「さすが魚の街は高級な魚を食べているんだね」





宇都宮には、かつての行きつけの店が何軒かあります。

その一軒(みはし通りの喫茶店)に寄って、懐かしの味ナポリタンに再会。


中心街には昼飲みの店も増えて、活気を感じるふるさとの正月でありました。

帰りは新幹線を利用したら、3時間ちょっとで気仙沼に着きました。 (1月3日)