気仙沼日記611回「気仙沼向洋高校3つの校舎」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

県立気仙沼向洋高校が仮設校舎から新校舎に移って明日から新しい学校生活が始まるそうです。





新校舎は、海岸から1キロほどの国道45号線沿いに立派に姿を現しました。






震災後の2011年11月から7年間、高台の九条地区にある県立気仙沼高校の第2グラウンドに建てられたプレハブ仮設校舎で授業が続けられてきました。






仮設校舎には生徒一同からの、九条地区の人たちへの感謝の言葉が掲げられました。


大震災の時の津波の恐怖を伝える映像の中に、向洋高校の屋上から撮影されたものがありましたね。






4階まで津波にのまれた旧校舎は、今もそのまま残っています。

震災遺構として整備が進んでおり、来年には公開されるそうです。




           (写真は震災遺構となる気仙沼向洋高校の被災校舎)



3種類の校舎が存在する学校が、ほかにあるでしょうか。

大変な目に遭いながらも復活していく3段階をぼくたちは目にしているのです。


これは、間違いなく現在進行形の歴史の一コマです。 (8月23日)