気仙沼日記579回「陸前高田市の復興工事の今」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

気仙沼市の北隣、岩手県陸前高田市にはよく行きます。

ここは広い平野部に街があったので、津波被害が甚大でした。

大規模なベルトコンベヤーを構築して山から「かさ上げ」用の土砂を平地に投入したのが印象的でした。






かさ上げ工事が日々、続けられております。






広大な土地が真っ平になってきました。

ここは風が強い土地です。

土埃の風景が延々と続いております。





海岸に造られている巨大な防潮堤です。

これで海はすっかり見えなくなりました。


多数の犠牲者を出し、壊滅した街に対して、部外者の僕が言うのはタブーなのかもしれませんが、陸前高田市(岩手県)はまったく無駄なことをやっていると思います。

巨大防潮堤を造ったのなら、ここまでのかさ上げは必要ないでしょう。


大規模かさ上げするなら、ここまでの巨大防潮堤は必要ないでしょう。


後世にどう評価されるか、僕が言ってはいけないのでしょうけど、陸前高田に行くたびに、道に連なるダンプカーを見るたびに、ため息をつくしかないのです。 (5月25日)