気仙沼日記497回「詩人・梶原しげよギャラリー」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

唐桑半島に行ったついでに早馬(はやま)神社の境内に最近開設された「詩人・梶原しげよギャラリー」を見てきました。







読売新聞の宮城県版に大きく載ったので、気になっておりました。

その記事を読むまで「梶原しげよ」の名前を知りませんでした。

地元でも、あまり知られていないようです






展示によると、1920年(大正9)に早馬神社に生まれ、2015年(平成27)に95歳で亡くなったそうです。

気仙沼実科女学校(旧鼎が浦高)のころの10代から詩作を始め、十数冊の詩集を発表しました。

一貫して「生と死」をテーマに創作したとのこと。

世界の60以上の賞を受賞しているというのでびっくり。

ギャラリーには作品パネルも展示されていて、静かな空間で、その感性の一端に触れることができます。





早馬神社は唐桑町宿浦にある由緒ある神社です。

ここで生まれ育った女性が、人々を感動させる作品を生み出したのですね。


今度、唐桑の図書館で詩集を探してみましょう。 (10月7日)