久しぶりに早朝の気仙沼魚市場(気仙沼港)に行ってきました。
カツオがいよいよ本番を迎えそうだからです。
一本釣り船の水揚げです。
気仙沼といえばカツオです。
19年連続水揚げ日本一なのだそうです。
震災後も四国や九州のカツオ船が気仙沼に入港してくれます。
コンベアにカツオを載せるのは人の手です。
船倉から人の手をリレーして、平均すると片手に3尾ずつ、一度に計6尾をコンベアに投入します。
この受け渡しのワザがすごい。
簡単なようで、かなりの熟練を要するものと思われます。
その光景は感嘆に値します。
最後の人が威勢よくコンベアに投入します。
人の手を介することで、重量(圧力)による魚体への負荷を軽減しています。
これまでは人の目と測りで大きさを選別していましたが、昨年度の宮城県の支援事業で、カツオ専用の重量自動選別機が導入されました。
このあとタンク(トロ箱)単位で競りにかけられ、全国に向けて発送されます。
もちろん地元・気仙沼では、鮮度バツグンのカツオにありつけるというわけです。
刺身はおろしニンニクかおろしショウガでいただきます。
僕はニンニクで食べるのが好みであります。 (7月13日)