気仙沼日記261回「気仙沼魚市場①」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

久しぶりに早朝の気仙沼魚市場(気仙沼港)に行ってきました。


カツオがいよいよ本番を迎えそうだからです。





一本釣り船の水揚げです。


気仙沼といえばカツオです。

19年連続水揚げ日本一なのだそうです。


震災後も四国や九州のカツオ船が気仙沼に入港してくれます。


コンベアにカツオを載せるのは人の手です。





船倉から人の手をリレーして、平均すると片手に3尾ずつ、一度に計6尾をコンベアに投入します。


この受け渡しのワザがすごい。

簡単なようで、かなりの熟練を要するものと思われます。

その光景は感嘆に値します。





最後の人が威勢よくコンベアに投入します。


人の手を介することで、重量(圧力)による魚体への負荷を軽減しています。



これまでは人の目と測りで大きさを選別していましたが、昨年度の宮城県の支援事業で、カツオ専用の重量自動選別機が導入されました。


このあとタンク(トロ箱)単位で競りにかけられ、全国に向けて発送されます。






もちろん地元・気仙沼では、鮮度バツグンのカツオにありつけるというわけです。


刺身はおろしニンニクかおろしショウガでいただきます。

僕はニンニクで食べるのが好みであります。 (7月13日)