日曜日のこと。
ああ、南町紫市場のこいのぼりは、なんといい光景であったでしょうか。
そんなことで、昼呑みでいい加減酔っ払って、夕方、寝込んでしまいました。
目覚めると、もう外は明るくなっておりました。
がばっと起きて、新聞受けを見ると朝刊はなくて悪態をつき、
ゆうべ風呂に入ってねえなあ…と風呂のスイッチを入れ、
笑点を見損なっちゃってがっくりしたし、
弁当のおかずをつくって詰めて、風呂に入り、風呂からあがり…
すると、なんだかへんな感じなんです。
朝ならばだんだん明るくなってくるのに、風呂に入る前よりも暗くなっているんですよ。
目覚めて2時間。それが、月曜の朝ではなく、日曜の夜であるとさとったわけでありました。
日曜夜の晩酌の肴は、月曜昼にと作った弁当のおかずでありました。
まったく、酔っ払いはどうしようもないですな。
いや、というよりも、歳とって、頭がすかすかしてきて、認知症みたいになると、こんな感覚になってしまうんじゃないかな…とも思って、なんだか複雑な気持ちになったわけであります。
僕は今月、還暦になりました。
このようなボケた失態は、もう他人事ではないんだな…と思った次第。 (5月24日)