今年になって、うまいそば屋にやっと巡り合いました。
一関市藤沢町砂子田という所の「俚楽(りらく)」です。
気仙沼からは、一関に向かって西進し、千厩(せんまや)の先を南に下っていく道の先、約4キロ。すごく田舎にあります。
まだ開店2年くらいだそうです。
僕の故郷、栃木県の足利市にある名店「一茶庵」の先代の教えと、高橋邦弘名人のワザを受け継ぐご主人が、独自の探求を加えて、いいそばを食べさせてくれます。
「せいろ」をいただきました。
栃木県東部の八溝地方産の常陸秋そば(の原種)を二八で打った麺です。
見た目にもきれいで、角がよく立って歯ごたえはしっかりしており、そばの味がよく出ております。
汁も、僕好みの強さと切れがあり、そばを一層味わい深くしております。
秋に収穫したそばは、今ごろ(1~2月)に味が一番出てきますからね。
数量限定の十割もあるそうで、次も楽しみになりました。 (2月17日)