気仙沼日記173回「一関のそば屋」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

今年になって、うまいそば屋にやっと巡り合いました。

一関市藤沢町砂子田という所の「俚楽(りらく)」です。

気仙沼からは、一関に向かって西進し、千厩(せんまや)の先を南に下っていく道の先、約4キロ。すごく田舎にあります。


まだ開店2年くらいだそうです。

僕の故郷、栃木県の足利市にある名店「一茶庵」の先代の教えと、高橋邦弘名人のワザを受け継ぐご主人が、独自の探求を加えて、いいそばを食べさせてくれます。




「せいろ」をいただきました。

栃木県東部の八溝地方産の常陸秋そば(の原種)を二八で打った麺です。

見た目にもきれいで、角がよく立って歯ごたえはしっかりしており、そばの味がよく出ております。

汁も、僕好みの強さと切れがあり、そばを一層味わい深くしております。


秋に収穫したそばは、今ごろ(1~2月)に味が一番出てきますからね。

数量限定の十割もあるそうで、次も楽しみになりました。 (2月17日)