気仙沼日記 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

摺沢は「すりさわ」と読みます。

岩手県一関市大東町(だいとうちょう)の中の摺沢地区です。

一ノ関駅から気仙沼駅まで、JR大船渡線が運行されていますが、ちょうどその中間に摺沢駅があります。気仙沼から運賃580円。一ノ関からも580円です。


いつも列車の窓から眺めていて、その街並みに情緒を感じていたので、このほど摺沢駅で下車し、摺沢散策を楽しんできました。


歩行者がほとんどいない、静かな街でした。駅から高校通り(大東高)を歩き、蔵や旧家が建ち並ぶ「摺沢駅」エリアを散策しました。




なかなかの風情です。写真の右手を鉄道が走っています。高建寺という大きな寺があり、入り口の階段を上がって踏切を渡った先に山門があります。


江戸時代に宿場だったところで、沿道に面影があります。このあたりの地名は「摺沢駅」(住宅地図にもちゃんと表記されています)。かつては、大正時代に出来た大船渡線の摺沢駅のことを「停車場」と呼んで区別したそうです。


駅前通り商店街を戻って、駅前の小さな食堂で昼ごはんにしました。

85歳のおかあさんが、肉の厚い見事なカツ丼をつくってくれました。


3時間くらいの散策でしたが、観光色のまったくない、とても楽しいひとときでした。これを書き留めた日記は、大学ノート12ページにもなりました。 (6月6日)