この週末、気仙沼の桜も満開になりました。
気仙沼の花見は、大川沿いの並木が名所だったのですが、津波と火災、その後の復興工事で伐採され、今は一本もありません。
その大川に注ぐ神山川にも並木があり、撮影に行ったら、花見のおばさんたちに「はまらいんや」とか言われて、日が傾くまで缶ビールで満開の桜を楽しみました。
街の中の仮設住宅に住む知人が「ウチんところが満開」というので18日に行ってきました。
学校の校庭にある仮設住宅です。満開の桜の下で、小さな女の子が補助車をつけて自転車の練習をしていました。気仙沼の仮設住宅は92か所。桜は誰にも平等に咲きますが、仮設の住民はどんな思いでこの春を迎えているのでしょうか。 (4月19日)