気仙沼日記 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

 きのう3月27日、年次休暇を取って女川に行ってきました。

 3月21日に再開した石巻線の女川駅を見るためです。

 気仙沼から気仙沼線BRT(バス・ラピッド・トランジット)で柳津まで行き、鉄路で前谷地に出て、石巻線の女川行に乗車しました。去年はひとつ手前の浦宿止まりだったので、浦宿から女川まで歩いたのですが、今回は終着駅の女川まで、気動車に揺られていきました。

 再開した女川駅です。





 次の車が入ってくるのを待って、かさ上げ工事の盛り土の陰から出てくるところを狙いました。




 駅の周りは見渡す限りの盛り土工事中です。もちろん、店など一軒もありません。

 駅から徒歩10分の市立病院のところに「おちゃっこクラブ」という軽食店があり、笑顔のママが迎えてくれます。そこから石巻方面にメーンストリートを5分ほど歩くと、復興商店街「コンテナ村」があり、食事ができます。

 帰りも女川駅から乗車しましたが、30分ばかり時間があったので、駅の中にある「女川温泉ゆぽっぽ」につかってきました。3月いっぱいは大人100円で入れます(その後は500円)。

 駅周辺は何もない女川ですが、今しか見られない復興風景という貴重なものを見ることができます。ここは大津波の被害が甚大だった街ですが、防潮堤をつくらない街づくりを進めています。お手本ですね。 (3月28日)