「太巻き」は一切れずつ味わいたいのだ | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

今朝の横浜の空、上空は青空を背景にフワフワの雲が漂っていますが、低空はずっしりと重い雲に塞がれています。西の方角に富士山の姿は全く見えません。

さて昨日はいつもの金曜日通り、都内のNPOでの仕事帰りに徒歩でT体育館に行きました。かつてはマスク警察が暗躍していたトレーニングルーム。去年の11月から画期的な運用変更で、有酸素運動中はパーティションのあるところではマスク着用不要としました。しかも8台あるトレッドミルでランナーは3〜4名だけ、空いています。軽くストレッチをしてから1時間連続で走りました。ビルドアップ走で11.2kmでした。かつては12km、去年の今頃は11.6kmでしたから、徐々に落ちていますね。コロナよりも加齢のせいにしています。

シャワーを浴びて帰宅のためにJRの駅へ。長女からLINEで恵方巻きを食べたいと連絡がありました。前日までは要らないと言ってたのでしたが、気が変わったのか。生前の妻がやっていたように、長女もその年ごとの恵方を向いての太巻きの黙食を希望します。私もそれに習って付き合いますが、実を言いますと夕食はアルコールが主体の私にとって、立った状態で恵方を向いて太巻きを食べるのは苦手です。しかもあの量を一気に食べるのはちょっと。昨日は1本の恵方巻きを半分に切って長女と一緒に食べました。本当は切ってはいけないそうですが、夕方のスーパーでハーフは売り切れていましたので、やむを得ず。味は悪くないのですが、「太巻き」は1切れずつ味わって食べたい。できるものならばビールをガブガブ、酎ハイをゴクゴク飲みつつ、アナゴの太巻きの一切れをチビチビ味わいたいと思ったのでした。