チワワが食パン5枚も食べちゃいました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

今日はパリ旅行の最終日のことを書いて2014年7月の項を終了させようと思っていましたが、イヌが昨夜起こした「事件」で予定を変更しました。

妻が大のイヌ好きであったこと、妻が亡くなって彼女の遺児2匹を彼女に替わって育てていることは前に書きました。

私は毎日6時に起きてチワワのワチとヨーキーのキヨ(いずれも仮名、以下同じ)に朝食をやり、夕食は基本的に5時から6時の間にやるようにしています。2匹ともすこぶる健康で食事はしっかり食べますし、これという病気もありません。ただ私も仕事先から直帰すれば夕食をやる時刻に間に合うのですが、そういう日ばかりとは限りません。特に最近は寄り道する用事も多くて、夕食が遅くなってしまうこともしばしばです。昨夜も出掛けて帰宅は10時を過ぎてしまいました。こういう日はドアを開けた時から2匹が吠え立てますので、ゴメンゴメンと言いながら灯りをつけてゴハンをやります。ゴハンといってもサイエンス・ダイエットをコロコロとお椀に入れてやるだけの簡単なもので支度も何もありません。ワチは何をやっても一気に食べてしまいます。キヨは体が1.1kgと小さく量もあまり多くないのですが、結構気まぐれに遊びながら食べる時もあります。でも昨夜は遅かったのでお腹ぺこぺこのはずですから、しっかり食べると思っていました。しかし、あれ、食べないで台所の私の足にからんで来ました。あれ、どうしたんだ、変だぞとおもったのも束の間、食パンの袋が半開きで台所の床に落ちているのを発見しました。中を見ると、朝に私が食べたとき6枚残したはずの8枚切り食パンが1枚しか残っていません。ワチが食べたのだと直感しました。前に一度だけテーブルの端から床に落ちた揚げパンの袋を開けて全部食べ、お腹がパンパンに膨れ上がったことがあったのです。ワチはリビングのソファで寛ぐことが多いのですが、ありました、ソファの上にパンの欠片が。多分キヨはほんのちょっと齧った程度だったと思います。それでお腹が満たされればそれ以上は食べません。でもチワワのワチはもうすぐ12歳になるのですが、昔から大食いで出されたものは全部食べてしまいます。3kgの体でも食パン5枚程度はしっかり食べてしまうのです。そういえばいつも残っているお椀の水が空になっていました。パンを食べてのどが乾いたのでしょう、水を飲み干してさらにお腹がパンパンに膨れ上がったのでした。それでもキヨは夕飯を残したのに、お腹パンパンのワチは出されたコロコロのゴハンはしっかり食べていました。なんという呆れた食欲です。

そんなわけで今朝もキヨには通常の量のゴハンをやりましたが、ワチには本当に一口程度にしました。まだ食パンが消化されていないでしょうから。

夕ご飯も同じ量にしました。ワチは恨めしそうにソファにうずくまってこちらを見ていました。お腹を触ってみるとパンパンの状態から少しは収まりましたが、まだまだ膨れています。それにサイエンス・ダイエットだと毎日大量のウ◯チが出て、帰宅してすぐの仕事がその処理だったりしますが、今夜は全く見られませんでした。まだまだ平常には戻りません。

妻がいる時は彼らのお世話は全部の妻の仕事でしたし、本当に可愛がっていましたので、彼らも仕合せでした。今は可哀想な2匹の遺児に時々同情の念を禁じ得ない私でした。