雨後のタケノコ採り | 作爺の部屋

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昔、山里の暮しでは野良仕事の道具や身の回りのものは自分で作ったり、直したりしてきたようです。
今流に云うとそうしたDIYや外遊びが大好きです。

昨日の話ですが・・

 

雨と霧、まだ真っ暗の中、山へ向かう。

前日から大雨が残っていたが、今日は回復する予報です。

 

車止め付近では青空も見えて来た。

 

樹々は濡れていない様で迷ったが念のためカッパを着込む。

スパイク足袋にポリ袋を被せカッパに足を通す。

カッパズボンの上から脚絆を巻いた足回りの格好です。

 

 

車を横づけで楽にタケノコの採れる場所もあるには在るのですが、弁当や水を背負って分け入る奥山が好きです。

 

 

ブナの原生林を行く、相棒のSさん。

 

 

修理したサブリックは満タンに入っても、今度は大丈夫そう。

 

 
 
 

早々、9時半に荷が出来た。

 
 
まずまずの収穫です。
ザックをドンドンと突いては上からも押し込み。何とか巾着を締める。
 
 
 
Sさんは前から後ろから?のダブルザックです。
 

 

 

荷の重さを預け、小休憩すること3回。

 

 
 
 
1時間近く掛かって漸く荷台に下す。
 
昨年インロックした忌々しい現場です。
二人で思い出しながら苦笑。
 
背負った感じの予想通り、ザックを計ったら40キロチョイありました。
 
 
これだけあっても目方の半分は捨てるゴミになります。
 
舟盛り一杯。

 

ご近所などにお裾分けした後、瓶詰めしました。

 

蓋を閉める前にお酢を小さじ一杯入れると期間が経っても白くならないとSさんから聞いたので今回やってみました。

 

 

 

 

 

 

ネマガリは雪国の初夏のいっ時の細やかな楽しみ。

食文化と云って大げさではありません。

 

今はもう無いけど、昔し中学生の頃、タケノコ狩りと称してクラスで班分けして、山でタケノコ汁を作って食べる学校行事なんてのがあったくらいです。

 

 

 

もうしばらくシーズンは続きます。

 

 

それでは