アニメ『SHIROBAKO』を見る。
アニメーション業界を描く、アニメ。
こういう業界アニメもあるんだね。
高校時代のアニメ研究会から続く5人の若い女性たちの奮闘劇。
現実的な描写にアニメらしい夢を現実にしていく日常は、あり得ないようで、
本当の部分もあるのだろう。
まるで24時間働けますか的な、一歩間違うと過労死するんではないかと思えるほど
のタイトなスケジュールに苦しめられる様を楽しく描いている。
いろんな人格の登場人物がいて、それはアニメ業界ゆえなのだろう、かなり
サラリーマン業界とは違うのが面白いし、セリフもちょっと浮世離れしているか。
アニメの作り方がわかるしくみにもなっていて、これを見て、アニメ業界に
はいりたいと思う若い人は多いのだろうと思う。
ただITや学校教師と並ぶ、ブラック企業的な働き方を想像をしてしまうが、
そこは「作品」という対象を愛してるという部分がメディア業界の特有なところ
なのだろう。
「タクシードライバー日誌」梁石日を読む。
昭和のバブルあたりのタクシー運転手として働いていた梁石日の日記。
なまなましくて長時間と精神的疲労が伝わってくる過酷な現実とタクシーに乗る
怖い客や業界の実態が描かれている。
事故の危険も日常的で、これを読んでいると運転手にはなりたくないなと思う。
いまは多少とも改善されているのだろうか。
この本は日記で小説の方の「タクシー協奏曲」を読んで映画化した、崔洋一が解説
を書いている。
この『月はどっちに出ている』の撮影が始まった頃の文章で、なぜ梁石日に惹かれ
たのか、その出会いと情景がとても映像的に書かれている。
さすが映画監督ですね。
「タクシー協奏曲」は未読なので、またの機会に読もうかな、と。
本の雑誌・2021年12月号を読む。
「特集:ひとは本を読んで号泣するのか?」
東えりか・吉田伸子・浜本茂が号泣本を選んでいる。
「あらしのよるに」木村裕一が東の横綱として選ばれている。絵本らしい。
「青い鳥」重松清はインタビューもあり、涙腺キラーとして選ばれている。
「流星ワゴン」よりこちらの方が若いひと向けらしい。
「翼はいつまでも」川上健一のスポーツ青春小説らしい。
同様なスポーツ青春小説で「風が強く吹いている」三浦しをんが選ばれている。
どれも読んだことがないので、いつか。

