こんばんは、横田雅彰 です。
一昨日と昨日の晩、積木くずしというドラマを見ました。
積木くずしは、約30年前に俳優の穂積隆信さんの実話をもとにしたドラマで、当時はものすごい反響だったと記憶しています。
しかし、その後があったとは・・・
しかも、その後の方が衝撃としては凄まじいものが・・・
たった一つの、たった一回の嘘が、これほどまでに恐ろしい結末を迎えてしまうものなんですね。
実は、私も離婚した妻に嘘をついていたことがありました。
でも、その嘘を隠すために、また嘘をついてしまう・・・
すると、新たな嘘が生まれてしまう・・・
こうして、たった一つの嘘が気がつくととんでもないことになってしまうんです。
あのドラマを見て、自分の過去を省みたような気がします。
まあ、幸いにして私はこうして生きてはいますが、もしかしたら私も同じようなことをしていたかもしれません。
嘘をつくことは罪なことです。
でも、時として嘘は相手をかばうこともあります。
相手を傷つけたくないという優しさなのかもしれません。
でも、相手を傷つけたくないというのは、もしかしたら詭弁なのかもしれません。
相手を傷つけたくないのではなく、自分が傷つきたくないからなのかもしれません。
誰にでも話したくないことはあるでしょう。
それがたとえ自分の大切な人、ご主人や奥さんだとしても・・・
でも、それを隠すために、さらに犠牲にしてしまうものがあるのだとしたら・・・
そのことを、もう一度考えてみる必要はあるでしょう。
また、他人には話せない・・・そんな秘密を抱えていることが、どんなに苦痛を伴いことか・・・
でも、幸いにして私たちは過去に生きているんじゃありません。
今という、この瞬間に生きています。
過去を忘れることはできません。
過去には大きな傷を負った人もおられるでしょう。
もちろん、私も大きな傷を抱えています。
でも、傷は必ず治ることも事実です。
もちろん、傷跡は多少残るかもしれません。
まあ、小さな虫に食われた程度のことです(苦笑)
そして、その食われた跡は私たちの生きてきた証・・・勲章みたいなもんです。
ですから、その勲章を誇りに思うようにしてみましょう。
あなたにしか味わえないもの、受けた傷も同じことでしょう・・・それは確実に存在します。
それは、あなただけが味わえた貴重な体験だったんです。