こんにちは、愛のある結婚生活を支援する、カウンセリング&コーチ 横田雅彰 です。
さて、倦怠期について、いろいろと考えてきましたが、飽きないためには変化が必要だということでしたね?
では、今日は、ちょっと心理学的な面からもみてみましょう。
当然ですが、「ストックホルム症候群」というものをご存知ですか?
結構テレビでも取り上げられている事件ですので、知っている方もおられると思いますので簡単に説明します。
1973年8月、スウェーデンの首都ストックホルムで銀行強盗人質立てこもり事件が発生しました。
人質解放後の捜査で犯人が寝ている間に人質が警察に銃を向けたり、人質が犯人に協力し警察に敵対する行動を取っていたことが判明しました。
解放後も人質が犯人をかばったり、警察に非協力的だったほか、一人の人質が犯人に愛を告白し結婚する事態となりました。
また、1974年にはアメリカのサンフランシスコで「パトリシア・ハースト事件」というものがありました。
これは犯行グループに誘拐された女性が、その後に犯行グループと共に銀行強盗の一味に加わっていたという事件です。
このように、犯罪被害者が犯人と一時的に時間や場所を共有することによって、過度の同情や特別な感情を抱くことを精神医学の世界では「ストックホルム症候群」といいます。
ある特定の空間を共有する人たちの間では独特の親近感が生まれます。
それを「ラポール」と言いますが、ストックホルム症候群のような特殊な空間で生まれる親近感や信頼感は「ハイパー・ラポール」といいます。
さて、このラポールですが、私たちの身の回りにもたくさんのラポールがあります。
たとえば、同じ職場もそうですね。
社員が同じ方向を向いて仕事に従事しています。
またチームスポーツもそうです。
勝利を目指し、チームの全員が助け合いながら向かっていきます。
ですから、貴女も少なからず、ラポールというものがどんなものであるのかは経験しています。
では、どのようにして、強制的にラポールを築くか・・・最も手っ取り早くラポールを築く方法は〝深夜の散歩〟です!
笑わないでくださいね、実はこれが最も手っ取り早くラポールを築く方法なんです。
しかも、お金もまったくかからない!(笑)
深夜ですから当然周囲は暗いですよね?
人間というものは、誰しも自分の命を守る習性があります。
太古の時代から〝暗闇〟というのは〝恐怖〟の対象でした。
ですから、一晩中でも火を絶やさず、身の回りに潜む獣たちから身を守ってきたんです。
それは、今のような文明が発達した現代でも、私たちのDNAの中に脈々と受け継がれています。
身を守るためには、自分よりも強い存在に身を委ねたほうがより安全です。
ですから、暗闇の中では自分の近くにいる人を頼ろうとします。
そこにラポールが生まれるわけです。
つまり、暗闇の中で危険に身をさらしながら、二人で手を取り合って助け合うという共通の意識が生まれるわけです。
暗闇から、サッと人影が出てきたりしたらまず驚きますよね?
すると、徐々に二人の距離は縮まります。
最初は離れて歩いていた二人が、そんな状況が続くとどちらともなく身体を寄せ合うようになります。
腕にしがみついてくることもあるんです。
もう、そこは一種の簡易的な肝試し状態なわけです。
おそらく出かける前と、家にたどり着いたあとでは二人の関係も違ったものになっているはずです。
だからこそ、深夜の散歩というものは効果があります。
もちろん、散歩というのは誘いにくければコンビニに買い物に誘ってもいいんです。
または、DVDのレンタル屋に出かけるのでもかまいません。
とにかく、深夜に二人で出かけることに意味があります。
また深夜のドライブなんていうのも効果があります。
私なんて、逆に一人になりたいがために、妻を家に残し一人でコンビニに行っちゃってましたけど、これはいけない例ですので、くれぐれもお二人で出かけるようにしてください(笑)