あなたの『これから結婚、それからの』物語…結婚、それは幸せのクライマックスではなく、まだまだほんのわずかな夢の途中 -27ページ目

あなたの『これから結婚、それからの』物語…結婚、それは幸せのクライマックスではなく、まだまだほんのわずかな夢の途中

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最近では、女性の社会進出に目覚しいものがあります。

一昔前、それこそ職場には男性しかいなかったところに、女性が入り込んできました。

トラックの運転手というと、私は、40,50のオジサン(私もその部類ですが)ねじり鉢巻で、それこそ演歌をガンガンにかけてハンドルを握るというイメージを持っていたんですが、今では女性のドライバーもよく目にします。

特に、土木や建築に従事する女性も増えてきたように思います。

もちろん、政治の世界でも女性が進出してきたように、事務職や営業職においても女性の進出は目覚しいものがあります。


これには、やはり、〝自立〟というものを男性のみならず、女性の実践している、つまり、〝男を頼りにしていてはダメだ〟という考え方が浸透しているということでしょう。


事実、今の経済にしても社会にしても、世界的に不安定さが増しています。

その社会を作ってきたのは、男たちです。

つまり、いつまでも男に頼っていては、社会はもとより、私たち自身も生活をすることが困難になるという現われでもあるんでしょうね。

一方、最近では男性も、感情を豊かに表現し、感受性を育むことを要求されるようになりました。

つまり、女性の社会進出が、男性の姿を変えていったということが言えるでしょう。


本来、男性の姿というのは、荒々しいものです。

狩に出かけ、今日生きるための、明日生き抜くための食料を得ることこそが男性の本来の姿ではないでしょうか。

そして、それは、男同士の社会、男だけの社会で教えられていくものです。

しかし、今ではどこに行っても女性はいます。

電車に乗っても、買い物に出かけても、職場に行っても、会社帰りにちょっと一杯、それでも女性の姿はあります。

つまり、男性が男性たる姿を形成する場所が失われつつあるということです。


女性から見ると、近頃の男性は頼りなく、方向性もなく、人生を預けるにはあまりにも不安だと言います。


そして、男性から見ると、近頃の女性は優しさがなく、守りがいもなく、男性を必要としているようには見えないと言います。


つまり、女性が男性化する、男性が女性化する傾向にあるということです。

だからこそ、今では格差婚、女性が稼いで、男性が面倒を見てもらうなんてカップルが増えているんでしょう。

自分が本来描いているイメージと、現実の違いが、恋愛を困難にさせているといっても過言ではありません。

自分では、燃えるような恋を思い描いているんですが、実際に恋愛するとなると、燃えるような関係を維持することができない、と不思議に感じてしまいます。

すると、あれ?この人は私の本当のパートナーではないんじゃないか・・・という疑問が生じてもなんら不思議ではありません。

お互いが、本来のアイデンティテーを失っているわけですから、当たり前です。

すると、恋愛や結婚自体に意味を見出せなくなってしまいます。

女性と男性が、お互いを必要としなくなってしまっているということなんです。

女性の社会進出は、非常にいいことだと思います。

しかし、それが逆に、恋愛を難しくさせている一因にもなっているということもあるんですね。

とはいうものの、今の時代は昔に比べ恋愛がしにくい時代だとも言えます。

私が結婚した当時、今から20年以上も前のことですが、それこそ男たちというものは、今のようにネットもない、携帯もない、ましてやメールで連絡を取るなんてできないという時代を生きていました。

つまり、簡単に誰かとコミュニケーションを取るということが、容易ではなかった時代でした。

それでも、現在よりも、結婚率というものは高かったわけです。

2005年の国勢調査によると、30歳代の未婚者数は598万人と、1990年に比べると、約2倍、40歳代の未婚者数は、236万人と約1.6倍も増加しています。

そして、未婚者の数は、現在でも増加の一途をたどっています。

これは、もう、恋愛がしにくくなった、結婚がしにくくなったと言われてもおかしくはありませんよね?


問題は、どうしてこんな世の中になってしまったのかということです・・・

一つは、恋愛自体に興味がなくなったということが言えるでしょう。

昔は、それこそ今よりも選択の幅はありませんでした。

つまり、今よりも、たくさんのエネルギーを恋愛に注げたわけです。

しかし、今では、それこそ選択の幅はたくさんあります。

恋愛に注ぐエネルギーが減少してしまっても、なんら不思議ではありません。

エネルギーを生み出すということは、容易なことではありません。

それは、皆さんもよくおわかりでしょう。

何か新しいことを始めようとすると、なかなか腰が重くて動けない、なんてことがありますよね?

つまり、今までほかの事に注いでいたエネルギーを、新しいことに方向転換させないといけないわけです。

人間の習性として、恐怖、不安を伴うと感じると、そこから逃れようとします。

新しいことに対して、なかなか前に進めないのは、それに対して恐怖や不安を感じるからです。

失敗したらどうしよう、もしかしたら恐ろしいことが起きるのではないかというものが、そのチャレンジを躊躇わせる要因になっているのです。


誰しも、自分の生活を変えることには抵抗を感じます。

たとえば、毎朝決まった時間に起きて、同じ時間に家を出るという習慣を持っています。

しかし、ついうっかり二度寝などして寝坊しようものなら、大慌てです(笑)

ようするに、習慣が崩れることによって、それに伴う恐怖や不安を感じるからです。

ここで言う、寝坊して感じる恐怖や不安というのは、上司に怒られるといったことですね。

だからこそ、その恐怖や不安を逃れるために、習慣を維持する必要があるわけです。

つまり、新しいことに対する抵抗感があるということです。

もしも、あなたが今恋愛をしていないとすると、これから新たに恋愛をするということは、あなたの習慣を変えることにもなります。

そして、その習慣を変えるためには、エネルギーを注がなくてはいけないということです。

だって、もしも恋人ができれば、当然そのための時間や自分の財産も消費しなければいけません。

すると、そこまでして恋愛する価値があるのだろうかという疑問が生じます。

そして、そこまでして自分の財産を消費してまで恋愛する価値がないと判断してしまうと、恋愛からはますます遠のいてしまうということです。

昔は、私たちの時代は、恋愛が一番の価値でした。

だからこそ、異性に対しても、結婚に対しても貪欲になれたのです。

仕事をして稼ぐお金を、すべて恋愛に注いでもかまわないと考えていたのです。

だからこそ、結婚ができたのでしょう。

エネルギーというものは、勝手に増やすことはできません。

エネルギーは普遍です。

一定です。

だからこそ、バランスが保てます。

恋人ができたから、その時間を増やすために1日を24時間から28時間に変更しよう、またそのための収入も増やそうと思っても、それは無理なお話です(笑)

あなたが恋愛したい、結婚したいと考えるならば、もう一度自分の価値観や幸せというものをじっくりと考えてみることです。

あなたが結婚したいと願うのならば、まずはあなた自身が変わらなくてはいけません。

これまで、恋愛できなかった・・・結婚できなかった・・・といった場合、まず考えることはどんなことでしょう。

これは、私も含めてですが、何か問題を抱えたとき、何か失敗したとき、〝なぜできなかったんだろうか・・・〟ということを考えてしまいます。

結婚できないのは、出会いがないから、いいと思える人がいないから、恋愛自体が面倒くさいから、と、できない原因を考えてしまいます。

つまり、できない言い訳ばかりを考えてしまうということです。


たとえば、仕事でもあなたの部下でも同僚でも、何か失敗をやらかしたとします。

それに対し、部下や同僚は、何かとそのできなかった言い訳をあなたや上司に対して言っていませんか?

でも、それって、見ていると何だかみっともなく見えるでしょう?

時には、イライラすることもあるでしょう?

それと同じです。

実は、それと同じことをあなたもあなた自身にしているということです。

もちろん、結果に対し、その原因を分析するということは非常に大切なことです。

しかし、問題は過去の原因ばかりに目をとらわれ、未来に一向に目を向けていないということです。

過去は、もう関係ないのです。


これまで、まったく恋愛できなかった、結婚できなかった、でもそれは過去のことです。


あなた自身が変われば、そんなことはもう二度と起きません。


つまり、あなた自身が変わることができれば、必ず恋愛もできるし、結婚もできます。


ようするに、いかに未来に、あなたの望む青写真を描くことができるかということです。

そして、その青写真を実現するためには、どうすればいいのかということです。

そのためには、今までもあなたではいけません。

それは、今までのあなたでは恋愛も、結婚もできなかったのですから。

つまり、あなた自身が変わらなければ、何も変わらないということです。


よく、その結果を環境や他人のせいにする人がいます。

たとえば、出会いがないから恋人もできない、というのがその際たるものですね。

出会いがないから恋人ができないのではありません。

あなたが積極的に出会いの場に出向かなかっただけなのです。

その行動する力、またはそうした考え方ができるかが、あなたが変われるかのポイントです。

実は、言い訳をするってことは、自分にとってそのことはあまり重要ではなかったということも言えるのです。

まずは、自分自身の未来に対し、いかにありありとイメージをすることができるのか、自分が望むイメージを描くことができるのか、そしてそれが本当に自分の望むことなのかが重要です。

自分を変えると聞くと、何だか大層なことのように聞こえますよね?

でも、それって意外と簡単なことなのです。

イメージをありありと描く、今までそんなことさえしてこなかった・・・そんな人にとっては、そのイメージを描くことでも、あなたが変わることでもあるのです。

難しく考えることはありません。


まずは、できることから始めましょう。


あなたも気づいていないかもしれませんが、そんな能力はすでに私たち自身に備わっている力でもあるのです。