今日で、あの東日本大震災が起きて、1年の歳月が経ちました。
改めて、被災された方々に、お悔やみ申し上げます。
1年が経った今でも、テレビや新聞では震災のニュースが絶えないことが、その被害の規模が凄まじいことを物語っています。
私は、埼玉県に住んでいますし、親戚や友人が東北地方に住んでいるわけではありません。
それでも、やはりショックは受けました。
計画停電が実施され、家に帰ると、いつもと違う風景が広がっていました。
町はひっそりと静まり、町の灯りが消え、ゴーストタウンのような光景は、今でも忘れることができません。
普段は当たり前のように使うことができた電気が使えない・・・それが、今回の地震の規模がいかに凄まじいものだったのかということを実感させられました。
私は、現地に赴いたわけではありませんが、今もなおニュースで震災の生々しい傷跡を見るたびに考えさせられることが多々あります。
私は、年甲斐もなくAKB48が好きで、よくその報道をチェックしていますが、大島優子さんが震災1年を控えてこんなコメントをしていました。
〝間もなく、震災から1年、なくなった人たちは本当に無念だったと思う。
どうすれば報われるのか・・・
忘れないということも大切かもしれないが、いま生きている人が、生きていることに対して、ちゃんと向き合って歩んでいくことが大切だと思う〟と・・・
何ができるのかを考えても、私にできることはたかが知れています。
被害にあわれた方々に、私は直接関係ありません。
しかし、やはり同じ日本人として感じることがあります。
同じ人間として感じることがあります。
絆・・・とでもいうのでしょうか、私たちは、まったくの見ず知らずの人に対しても感情を抱くことができるんですね・・・
いま、都心でも直下型の地震が来るのではないかと、その報道も連日後を絶ちません。
もしも、そのような事態になったら、それこそさらに被害は拡大することでしょう。
それに備えることも大切なことです。
しかし、大島優子さんもおっしゃったように、〝ちゃんと向き合って生きる〟ということが大切ではないでしょうか?
明日のことは誰にもわかりません。
私だって、1時間後には、明日には、ましてや1週間、1ヵ月後にはどうなっているかはわかりません。
だからこそ、いまこの時、一瞬を生きることが大切なのではないでしょうか?。
私は、これまでいい加減に生きてきた気がします。
でも、それじゃあ、亡くなられた方々に申し訳ないですよね・・・
ちゃんと生きるため、そのために私はこれまでの経験を皆さんに伝えていきます。
それが、今の私にできる唯一のことです。