知らず知らずのうちに不幸になることも、幸せだと思うことも、すべては自分自身で引き寄せたことです。
それを理解することができれば、私たちは素晴らしい力を手に入れたことになります。
つまり、今度は自分が幸せだと思うことだけに、力を使うことができるからです。
私たちは、常に種を蒔いています。
不幸なことも幸せなことも、ただその種を蒔いたものを刈り取っているだけなんです。
ただ、不幸にも、自分が無意識のうちに不幸になる種を蒔いていたなんて信じられないですよね?
でも、それが事実です。
ただ、私たちには常に選択する権利も与えられています。
つまり、その結果に対し、どう思うのかはその人次第だということです。
ある人にとっては怖い、恐ろしいと思うことでも、ある人にとっては快感になることもあります。
ある人のとってはつまらないことでも、ある人にとってはそれが重大事件になることもあります。
すべては、私たちの受け止め方次第なんです。
私は昔、パチンコ屋に行くと、よくタバコとライターをセットで置き忘れてきました。
それを、〝ああ、ついてない〟と思うのか、それとも〝じゃあ、忘れないためにどうしたらいいのか?〟と考えるのか、です。
ついてないと、思ってしまえば、そこで終わりです。
とくに買ったばかりのジッポでも、忘れようもんなら、もう自分自身に腹が立って腹が立ってどうしようもありません。
しかも、そんなときに限って負けるんです。
負けた悔しさと、タバコとジッポをなくした腹立たしさで、もう気分は最悪です(笑)
でも、難しいかもしれませんが、次回から忘れないためにはどうしたらいいのかを考えられれば、それは前進です。
自分の不注意を正す機会になるんです。
まあ、一番いいのはパチンコに行かないことですがね(笑)
そして、忘れちゃいけないのは、忘れたことよりも、負けたことよりも、すべては自分の蒔いた種だということです。
忘れたことや負けたことは、自分がギャンブルに行ったことの結果です。
それは、誰のせいでもありません。
パチンコ屋さんのせいでもありませんし、まったく出ないパチンコ台のせいでもありません。
すべては、こういうことも起こりうるだろうということを考えなかった自分自身に一番責任があります。
つまり、種を蒔いたら、それが不幸なことだろうが、幸せなことだろうが、すべて自分自身で刈り取らなければいけないということです。
でも、それが理解できれば、今度は自分でどんな種を蒔けばいいのかわかりますよね?
自分が良いと思うことだけに種を蒔けばいいということです。
蒔いて、刈り取る、そのためのパワーをすべて、自分が良いと思うことだけに注ぐことができるんです。
愛が欲しいと思うならば、愛の種を蒔けばいいんです。
もちろん、あなたもこれまで、ずいぶんと愛の種を蒔いたことでしょう。
今、恋人がいないというのは、それが実らないということではありません。
おそらく、あなたは愛とは違うものを蒔いているに過ぎません。
もしくは、蒔いたつもりでいるだけで、一向に蒔かずに、大事に懐にでもしまっているんじゃないですか?
だったら、今すぐ蒔きましょう!
蒔かない限り、その種は決して実りません。
そして、あなたのパワーを最大限、その種の成長の種に使ってみましょう。
自分を変えるきっかけに・・・
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